日記はやっぱりその日のうちに書くものだな、と思いつつ…きのうのこと。
10時からレッスンだった。サンサーンスの3楽章をみっちりと見ていただいた。一回通したのだけれど、何を弾いているのかまだ自分が理解していないので、そういう演奏になった。散々だった。どうしても、出したい音が瞬時に出せなくて、そのレッスンをした。いい内容だったと思う。指先にセンサーでもつけて、もっと指先の感覚を磨きたい。
11時に終わって、ちょうどイギリス人の友達からメールが来た。
「僕、今日のための譜めくり(ページ・ターナー)探してるの…。午後1時から空いてる?」
ロンドンにいて、「○日に譜めくりお願いできる?」と言われたことはあまりない。ほとんど、「今日」か、「今から」だ。場所を聞いて、行くことにした。
サンドイッチをコーヒーショップで食べた後、向かった。Templeという駅にある、教会でのランチタイム・コンサートらしい。教会はわかりやすい場所にだいたい建っているものなので、地図なしで来れた。とエラそうなことを言っておいて、完璧な彼のナビがなかったら間違いなく迷ったと思うけれど。
ヴァイオリニストが、日本の人で、しかもアカデミーの卒業生だった。とても素晴らしい演奏だったと思う。曲は、プロコフィエフのソナタ(たぶん1番)の1、4楽章、シューベルトのロンド、ショーソンのポエム。聴いたことがあっただけで、楽譜は見たことなかった。ピアノも相当難しそう。でも、ポエムはいつかやってみたい曲の一つ。シューベルトのロンドは、とてもいい曲だけれど、シューベルトらしいリピートが大規模に使われているので、持続するのが大変だと思う。
終わってから、ピカデリーのジャパンセンターに行って買い物をして、帰ってきた。きのうはだいぶ疲れていたようで、よく眠れた。
答えが、なかなか出ないなぁ。
コメント
今、集中出来れば答えが出てくるよ、きっと。
川の流れは、障害を避け、しかも留まることが無く流れ続けます。
ただ避けるだけではなく、逆らいながらということもあります。
どっぷり浸かると渦に巻き込まれます。少し見放して眺めると自分の本位置が見渡せるかもしれない。
私はこんな見方を自分にすることがある。
そうすると、自分が必要とすることや、必要とされている事が、わかります。
いたって私流ですけど。
水彩色鉛筆の使い方も(^o^)
やりたいことが増えると取り入れたい情報が増える、という当たり前のことに気がついた。思いがけないものからヒントを得たり、逆に、自分がこんなこと知ってたなんて知らなかった、という発見があったり、それらが不思議に音楽とつながっていったり。
自然に足の向くほうに進んでみたら? その道が間違ってたら必ず誰かか何かが教えてくれるから、安心して。