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2025/10/06 05:11 |
花巻
7時半起床。ロンドンに戻った途端、テキパキしている。

日曜日なので、9時ころから少しだけ練習。モーツァルトのソナタを遊びで読む。モーツァルトは、なんだか…自分と程遠い世界のような気がする。迷いがないような完璧さ。そこに在るために置かれた音。そういう感じが、少し怖いのかも。それと同時に、誰にも書けないハピネスやジョイがある。ちゃんと勉強しなきゃなぁ。

お昼ごろ、買い物に出かける。最近写真がなかったので、今日は撮った。
DSC06266.JPG
買い物はだいたい、いつもこんな感じ。野菜、卵、ベーコン、フランスパン、トマト缶、紅茶、マッシュルームなど…。12ポンド(約1800円)くらい。イギリスは、食品には税金がかかっていないことを、最近知った。

火の通った野菜が食べたかったので、スープを作る。
DSC06272.JPG
飾り気がぜんぜんない。地味だなー。バジルを入れて、たくさんの野菜とトマトで煮込む。ありがたくいただいた。
アニメの「銀河鉄道の夜」で、ジョバンニが、家でスープを食べる場面があった。病気のお母さんのために、活版所でもらったお金で、ミルクに入れる角砂糖を買って帰ってくる。するとお母さんは、「お姉さんがスープを作って行ったようだから、先におあがり。」と言う。実際はそのお姉さんは一回も出てこないのに、優しい感じがすごく伝わる。ジョバンニは角砂糖を買うとき、お母さんのことしか頭になかったんだと思う。と好き勝手に解釈して遊んでいる。花巻に、いつか絶対行きたいな。今は、ロンドンよりもずっと遠い気がする。


午後から、再び遠慮がちに練習。明日のレッスンは夕方6時だったけれど、先生からメールが来て、12時半に変更になった。いいですよ、と返すと、「You are my dear!」と返ってきた。訳すなら…「何て良いやつだ!」かな?とにかくそんなに切羽詰ってたのかな、先生。ということで、焦って練習(笑)ベートーヴェンの13番。ずっとやりたかった曲。
ショパンのバラード1番は、思い出してきた。ショパンって、さすがピアノ弾き、という感じの曲が多いと思う。ピアノでできることすべてを包み込んでいるような気がする。そういえば、大学時代に、友達が、「ショパンのメロディーってくさくない?」と一撃していた。そんなことより、そういう曲がその時代にあることがすごいんじゃないかと思うけれど。

明日から新学期の始まり。
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2009/01/05 08:38 | Comments(0) | 料理
弾篭
7時に目覚ましをかけたので、暗い中、起きる。スーツケースの荷物の整理を少し。8時すぎには明るくなって、今日は一日よく晴れていた。でも、寒いしか言えない。急いでコーヒーを淹れた。かなりの低血圧だけれど、コーヒー豆の香りで覚醒することができる。携帯のアラームより強力!


午前中、譜読みをする。ショパンのバラード4番と、ベートーヴェンのソナタ。バラードの4番は、もう少し年を取ってから弾きたいので、現在は譜読みだけ。ソナタの方は次のレッスンに間に合いそう。ところで、…やっぱり寒い。鍵盤からの冷気で指がひんやり、のち、かちかち。部屋がまだ寒かったので、コートを着て、マフラーを巻いて、白い息を吐いてピアノ。って、戦場のピアニストみたい…。あまりに指が冷たくて、お湯で温める。グールドみたい…。かなり稀な環境かも。嫌だ、こんなの!(笑)次第に暖かくはなったけれど、これからこの冬をこの家で乗り切るのは大変だ、きっと。

昼間は、日本にいる友達とスカイプで話した。彼女と、日本で、2台ピアノのコンクールを受けることにした。やったー!予選は8月の予定。いろんなコンクールが集中しているので、たくさん受けられそう。本当に楽しみ。彼女は大学時代の友達で、一番話して、一番頼った人。また一緒に2台ができると思うと、とてもうきうきする。2台万歳!コンサートも、これから2人でじっくり考えたい。

午後はまた、譜読み。ショパンのバラード1番。昔弾いたことがあったけれど、いいかも~。それと、3月にまたコンチェルトのコンクールを受けるので、この前の本番以降、初めて、サンサーンスのコンチェルトをまじめに復習。もっと音楽を深くすることができそうだった。楽しい。
それと、約1年後を想定して、リサイタル用のプログラムも考える。選曲は楽しいけれど、構成が難しい。アンサンブルもたくさんやりたいけれど、同時に、ステージに独りでたつことも忘れてはいけないな、と思う。とにかく今年は、自分から発信しようと決めた。しっかりしたい。どんなことも。

気づいたら夜。すぐ暗くなるので、いつ夜になったのかわからなかった。パスタを茹でる。今日は弾きこもりだったので材料が何もなく、レトルトを使った。そうだった、きのう帰ってきたんだ。時差ボケがなかったので、すっかり忘れていた。ピアノなんて弾いてないで明日は野菜を買いに行かないと!


2009/01/04 08:55 | Comments(0) | 音楽
賀正
2日の昼間、ロンドン・ヒースロー空港に降り立ち、夕方5時ころ家に到着。2ヶ月ぶりの家…。
皆様、あけましておめでとうございます。


空港で、日本に電話をかけた後、疲れてしまって座っていたら、「someone pick you up(誰か迎えに来るの)?」と言いながら男の人が隣に座った。嫌味かいっと思いつつ、ノーと答えると、「Can I invite you for a drink(一杯飲みに行かない)?」と誘われたので、丁寧に断る。あと、帰りにバスに乗っていて、くしゃみをしたら、運転席のほうから「Bress you!」と叫ばれた。そうだそうだ、こんなことが日常茶飯事だったな、とロンドンを感じた。気を引き締めて行動しなければ。
でも、日本に長くいたけれど、たぶん心のどこかに、「まだ、しっかり足をつけてはいけない」という気持ちがあったのだと思う。英語や、感覚を忘れてしまうことにはならなかった。やっぱり日本は快適で、好きな人がみんないて、いつでも会える。
できないことってあまりないけれど、やりたいことは自分で見つける以外にない。誰も教えてくれないものだ。私自身もそれを探している最中で、なかなか明確に現れてくれない。あとは、区切りをつけられる、諦められるだけの勇気がまだないこと。これだけは何とかしなきゃ。切実。探すこと、勇気を持つことが今年の目標です。


家に着いて、室内でも白い息を吐きながら、とりあえず家の中を見てまわる。泥棒が入っていないかよりも、蜘蛛たちが巣を張っていないか、ねずみは歩いていないか、お湯は出るか、火はつくか、が点検のポイント(笑)どんな家だ…。異常はなかったけど、寒かった。シャワーを浴びて、思わずお湯に向かってありがとうと言ってしまったくらい。「出てくれてありがとう」(笑)


また夢の話…。
今回は機内でけっこう眠れたのだけれど、面白いことに、夢が、すべて飛行機に関するものだった。
山形のサカタというと所の上空に、遊覧に行くのだと言う。。現実に私は一回も行ったことがないけれど、見下ろした景色は、サカタ、と認識していた。駅が見えて、雪が降っていた。日本はとっくに離れているはずなのに、と思いつつ、外の雪を見て安心したのを覚えている。まだ、国内にいていいんだ、と。目が覚めた時、けっこう残念だった。
あと、通路を挟んだ人とテーブルをシェアしているのに、普通に客室乗務員が通れたり、隣の女の人が赤ちゃんを抱いていたり。実際、通路を挟んだ人とはしゃべらなかったけれど、彼が落とした物を拾おうとしたら乗務員とぶつかった。隣の女性は席に着くときに、妊娠4ヶ月目と言っていて、だんなさんと一緒だった。
知らないものを見たり、予感したり、未来を見たり。私にとって夢は夢ではない。映画だ!(笑)ブラック・ジャック(手塚治虫)も電車の中で、不思議な夢を見たんだった。


今日の朝(3日)は、快適に目が覚めた。7時なのに真っ暗で、調べたら日の出は今は朝8時ころ。8時半には、一面青空のきれいな朝が見れた。

2009/01/03 18:01 | Comments(1) | 未選択
勧誘
土曜。高速バスのチケット変更のため、今日は一人、都心へ出る。

用事を済ませたあと、上野の国立科学博物館に行く予定だったのだが…。

道を歩いていると、いつも何かを差し出される。ポケットティッシュとかチラシとか試供品とか…。差し出されたものは基本的に受け取るので、今回も目の前に出されたものを受け取った。受け取ると同時に声をかけられる。
変な勧誘かと思ったら、英会話スクールの、応募したら何かが当たるというハガキだった。ディズニーランドなど興味のないものばかりだったし住所を書く意味もないので断ろうと思ったけれど、面白そうだから話を聞くことにした。よく聞いたら、とてもちゃんとしたスクールだった。内容にびっくり。こんな英会話学校があったら、と思う素敵なカリキュラムだった。そして、入会の勧誘でもなく、ただの英会話スクールの紹介と言っていた。しかも、その話してくれた人(アドバイザー)と共通項がありすぎて、それも驚いた。ブランキーが好き、ドラムをやっていた、マッド・カプセル・マーケッツまで出てきた…!(笑)彼も、2年間の留学の経験があるらしい。

見学ができると言われたけれど、お腹がすいていたので、切り上げて、食事中に考える。国立科学博物館に行くか英会話スクールを見学するか…。そこに通うことはもちろんないけれど、日本で皆がどのように英語を勉強しているのか、とても興味があった。某英会話学校が無駄に終わった経験があるので、それも含め、現場が見てみたかった。結果、スクール>博物館となったので、もう一度、その場所に行く。恐竜より英語を取るなんて、大人になった。

見学ののち、必要ないことを相手もわかっているのに、授業などの説明をしてくれる。体制が整っているように見えた。道端で紹介しているだけという宣伝の仕方の理由も教えてくれた。電話での会話、というコースもあった。信じられない。いいな。
そしたら、何とレベルチェックが受けられるというので、受けてみることに。アメリカ人の人と会話を10分ほど。
5段階中、上から2番目だった。しかも流暢さ、リスニング、発音はほぼネイティブ。かなり大げさだと思うけれど。やっぱり苦手なのが文法と語彙だった。会話だけで身につけた英語だから、当然の結果。渡英後3年間、そういえば試験どころかレベルチェックもしたことがなかったので、今回が英語を話しだして初めての能力チェックだったと気がつく。苦手なものをこうもしっかり言われると、これからやりがいがある。思いもよらぬ出来事だった。
で、「じゃあ覚えときまーす」と、散々長居して何も残さず帰ってきた(笑)いいのかこれで。すみません。

でも、そのアドバイザーと話して、こんな職種もあるのか、と知った。その人は、英語を活かしたいからこの仕事についた、と言っていた。通訳に少し興味が湧いてきているので、良い話が聞けたと思う。

電車の中で隣の赤ちゃんと遊びながら、帰宅。


『英語ができない人』
そのアドバイザーから、こんなジョークを聞く。

A、B、Cの3人がいます。
Aの発言:まず自分を指して「アイ!」、次にBを指して「マイ!」、最後にCを指して「ミー!」
B&Cの発言:「…全部お前だろっ!」

2008/12/14 01:43 | Comments(1) | 外出
岩盤
次の金曜は、少し休んで、再び双子と(どうしても妹と言えない…)カラオケに行った。

アニメソングもきちんと歌う(笑)「残酷な天使のテーゼ」大好き。歌詞が良い。他にも二人でいろいろ歌った。カラオケって、どういう意味であんなに人気があるんだろう。いまいち解らないけれど、でもとても楽しんだ。きっと、そういうことだ。

そのあと、スパ(というのかな)に行って、岩盤浴を初体験。あ、熱い…。死ぬかと思った。我慢大会だと思うことにした。汗をかいてすっきりしたけれど、何と言うか、好んでいる場所ではない気がした。数年に一回でいいかもしれない。私はサウナが大嫌いで絶対近寄らないのだけれど、岩盤浴は温度が少し低いので我慢できるし、お湯じゃないし(以前はお湯につかるものだと勘違いしていた)、面白かった。でも、のちに具合が多少悪くなる(笑)帰って復活。


『夕日が~ばかくそまぬけぇ』
以前、テレビで、何かのアニメのエンディングが流れていた時に聞こえた歌詞。「えっ?」と思って字幕を見たら、「夕日が~赤く染まってぇ」だった。GAEEである。


2008/12/14 00:39 | Comments(0) | 外出

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