9時起床。ちょっと寝すぎた。
11時ころから練習開始。ずっと見ないようにしていた(理由はなし)バラードの2番に、ようやく着手。すっごく難しい。時間がかかりそう。3番も、練習。まだ形にはならず。あと、ドビュッシーの「版画」をやることに決めたので、それも本格的に譜読み。
楽譜にすべてが書いてあって、その音符たちが、作曲家が書いたすべてを伝えてくれるのに、それを受け取るのは本当に大変な作業。扉が開かれていてその扉の先も見えるのに、その扉までの距離が長い、というか…。
あとは、1番と、4番。バラード三昧だ。
ずっと練習していて、5時半にトライアウトクラスのため、学校へ。
学生が、たくさん弾いた。版画を弾いている学生が2人いて、興味深く聴かせていただいた。
そして、私も弾いた。バラードの4番。
緊張で終わった。かなり撃沈した。
教室が狭いので、ピアノの椅子の背後に、ずらーっと学生がならんでいる。真後ろは、もう脚と椅子がぶつかるくらい。
演奏の時にそんなに近くにいられたら、もう怖い以外に何もない。弾く前に、心臓の鼓動で体が前後に動いた。(笑)何としても克服しなければいけないことなのだけれど、私にとってとても難しい。大勢の人の前に出れるって、すごい。
人にはきっと、「人前に出る時」に作動する心理的なセンサーみたいなものが備わっていて、それが働く人と働かない人がいる、気がする…。みんなの前で話をしたり、歌を歌ったり、写真などの被写体になったり、それができる人とできない人がいる。過去の演奏を振り返ってみると、自分はそのセンサーが時と場所によって稼働率100%だったり、0%だったり、何だか不安定。
簡単に言えば、「度胸と根性」?
とても嫌な思いをしたので、来週のトライアウトクラスで、リベンジさせてもらうことにした。(笑)
小心者だけど、前向きです。アンビヴァレンスです。
明日は、10時から自分のレッスン。夕方5時からヴァイオリンの合わせ。