時差ボケのため、夜9時に寝て6時起床、が続いている。直さない方がいいかも。
ロンドンは、雨が多く風も強く、すごく寒い。長袖のカットソーにさらにジャケットを着ている。今年、ロンドンには猛暑が来なかった。
今日は、どうしてもNational Galleryに行かなくてはいけない気がして、行ってきた。
トラファルガー広場の目の前に位置する、ナショナル・ギャラリー(入場無料)。ピカデリーサーカス駅から徒歩5分くらい。
こちらが、ギャラリーを背にして見える、トラファルガー広場(スクエア)。天気悪いなぁ…。
ふらふら美術館に行くことがなくなって、何かを忘れそうになっていたことに気づいて、部屋も片付いていないのに、今日は飛び出した感じだった。自分は何を探したいのだろう。
入って絵を見て5分、隣で絵を見ていた人が話しかけてきた。
「エクスキューズ・ミィ。この絵についてどう思う?」
日本と違って直球だ。でも、答えた。
「もしよかったら僕と次の絵を見に行かない?」
別によかったのでいいよと答えたけれど、言葉の端々に何か、違和感を感じる。「君の名前は?」と聞かれたのでファーストネームを答えると、「その名前の発音はいったいどこから来るの?」という。普通、「どこから来たの(国籍は)?」と言うところなのに、言い回しが変だ。彼は、バングラデッシュから来ていて、弁護士だそうだ。国際弁護士(何と訳すのか知らない。International Lawyer)になりたくて、ここで勉強していると言っていた。だからかな?ととりあえず納得する。
たとえば、ゴッホの「ひまわり」の黄色は友情と希望を表しているけれど、その絵を目の前にして、それは何故だ、と聞く。「なぜって、それ私に聞いてるの?」と言うと、「僕は君の他にしゃべっている相手は今はいないよ」となる。日本に行ったことがあると話していて、奈良で鹿にえさをあげた話も出た。そしたら、いきなりなぞなぞが。
「What do you call the deer without eyes?」
答えを聞いて、反応に困ったけど、嫌いじゃなかった。有名なのかな?
「絵が好きなの?」と聞いても、「うん、まあイエスと答えてもいい質問だ」みたいな感じで、思わず笑ってしまった。「僕は何歳に見える?」と聞くので、見たまま答えたのだけれど、「よいよい。もし君がサーティ~と言ったら、僕は今日ここで君に会ったことを後悔しなくてはならなかった」だそうだ。
他にもいろいろな絵を詳しく説明してくれて、私にはとても面白かった。英語が良いね、と言われて少し嬉しかった。ただ、最後に、これからバッキンガム宮殿に行くから一緒に行こう、と言われたので、お断りした。「ここでお互いに会って、絵やいろいろな話をして楽しかったけれど、それで満足することにしませんか」と。一期一会が嫌いな人のようだった。「もう一回会えないのなら、今君とここで会ったことに意味がなくなる」とも言う。その人がとても熱心に説得するので、見ていて、そのエネルギーがうらやましかった。断っているだけなのに、悪いことをしている気になった。とてもユーモラスな人だった。
独りになるためにここに来たけれど、結局独りにならなかった。でも、それは次の機会でいいか、と思える一日だった。
ノー・アイディア。でした。
ロンドンは、雨が多く風も強く、すごく寒い。長袖のカットソーにさらにジャケットを着ている。今年、ロンドンには猛暑が来なかった。
今日は、どうしてもNational Galleryに行かなくてはいけない気がして、行ってきた。
トラファルガー広場の目の前に位置する、ナショナル・ギャラリー(入場無料)。ピカデリーサーカス駅から徒歩5分くらい。
こちらが、ギャラリーを背にして見える、トラファルガー広場(スクエア)。天気悪いなぁ…。
ふらふら美術館に行くことがなくなって、何かを忘れそうになっていたことに気づいて、部屋も片付いていないのに、今日は飛び出した感じだった。自分は何を探したいのだろう。
入って絵を見て5分、隣で絵を見ていた人が話しかけてきた。
「エクスキューズ・ミィ。この絵についてどう思う?」
日本と違って直球だ。でも、答えた。
「もしよかったら僕と次の絵を見に行かない?」
別によかったのでいいよと答えたけれど、言葉の端々に何か、違和感を感じる。「君の名前は?」と聞かれたのでファーストネームを答えると、「その名前の発音はいったいどこから来るの?」という。普通、「どこから来たの(国籍は)?」と言うところなのに、言い回しが変だ。彼は、バングラデッシュから来ていて、弁護士だそうだ。国際弁護士(何と訳すのか知らない。International Lawyer)になりたくて、ここで勉強していると言っていた。だからかな?ととりあえず納得する。
たとえば、ゴッホの「ひまわり」の黄色は友情と希望を表しているけれど、その絵を目の前にして、それは何故だ、と聞く。「なぜって、それ私に聞いてるの?」と言うと、「僕は君の他にしゃべっている相手は今はいないよ」となる。日本に行ったことがあると話していて、奈良で鹿にえさをあげた話も出た。そしたら、いきなりなぞなぞが。
「What do you call the deer without eyes?」
答えを聞いて、反応に困ったけど、嫌いじゃなかった。有名なのかな?
「絵が好きなの?」と聞いても、「うん、まあイエスと答えてもいい質問だ」みたいな感じで、思わず笑ってしまった。「僕は何歳に見える?」と聞くので、見たまま答えたのだけれど、「よいよい。もし君がサーティ~と言ったら、僕は今日ここで君に会ったことを後悔しなくてはならなかった」だそうだ。
他にもいろいろな絵を詳しく説明してくれて、私にはとても面白かった。英語が良いね、と言われて少し嬉しかった。ただ、最後に、これからバッキンガム宮殿に行くから一緒に行こう、と言われたので、お断りした。「ここでお互いに会って、絵やいろいろな話をして楽しかったけれど、それで満足することにしませんか」と。一期一会が嫌いな人のようだった。「もう一回会えないのなら、今君とここで会ったことに意味がなくなる」とも言う。その人がとても熱心に説得するので、見ていて、そのエネルギーがうらやましかった。断っているだけなのに、悪いことをしている気になった。とてもユーモラスな人だった。
独りになるためにここに来たけれど、結局独りにならなかった。でも、それは次の機会でいいか、と思える一日だった。
ノー・アイディア。でした。
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パブに行き、バーに立っていると、隣の女性が、`What do you call a deer with no eyes?'
と話しかけてきたので、答えを考えに考え、わからないので、`no idea.'と言ったら`That's right!とその婦人が言った。
もう一つ。(絵入りなのでそれも見せたいけれど無理ね)
In the Yellowstone National Park,a bear decided to take his familly for a walk.
On seeing a car full of people, the bear turned to his wife and said,`Isn't it cruel to keep them caged up like that?' 動物の目から人間を眺めてジョークにしてしまう滑稽さ。人間て賢いのか愚かなのか。どちらもあるんだろう。
日本には動物を通して人間を揶揄するようなジョークはあまり無いけれど他言語では結構あるらしい。
ご用心、ご用心。何が?