少し指ならしをしてから、支度をして11時に家を出た。暖かい。ほがらかな春の日差しがきらきら、素敵すぎる。って実際は晴れてなかったのだけれど内心。何日ぶりに出ただろう。
12時に学校に着いて、練習をして1時半から合わせ。ソリストはヴァイオリンの子で、今月、彼女の卒業試験があるため、私が伴奏をすることになった。ベートーヴェンの春全楽章、チャイコフスキーの瞑想、ウィニアウスキのスケルツォ・タランテラ、その他現代。今日がどの曲も初めての合わせだったけれど、アンサンブルをするという点では問題なし。あとは二人でどのように音楽を作っていくか、に重点が置かれると思う。特にベートーヴェンはやっぱり難しい。今日はどの楽章もテンポ設定でけっこう四苦八苦だった。4月の本番では、ソリストとの「こんな感じ」という曖昧な感覚が偶然ぴったりだったので良かったけれど、毎回感覚の同じ人に出会うとも限らず、今回のソリストとは多少意見が違う模様。もちろんソリストが弾きやすい環境を作らなければならないので、極力テンポについては妥協するようにしている。人それぞれの「青」という色があるように、人それぞれの「Allegro」があるらしい(笑)同じ曲を違うソリストとやると「これもありだな」という新しい視界が作られるので面白い。あさって、ビジターの先生のレッスンを受けられることになったので、楽しみ。
終わったら4時半だった。その後、6時まで(自分の)練習をして、帰宅。
今日はニュースがいくつかあった。一つは、この前日本から帰ってきた飛行機の中で知り合いになった方から連絡をいただき、明日お茶をすることになった。50代半ばの女性だけれど、アクティブで爽やかで、とっても素敵な感じだった。母のようだ。お会いできるのが楽しみ。あとは、同期の友達(というかピアニスト)が結婚することになり、本帰国するとのこと。帰る前に結婚パーティーをやるらしく、招待をいただいた。それから、久しぶりに、アメリカにいる友達からメールが来た。膨大な量で、メールなのに100KB(笑)彼の近況報告を読むと、いつも意気消沈する。「自分は何をこんなにのんびりしているのだろう、もっともっと頑張らなきゃ」と思うと同時に自分の力や才能の限界を感じたりして、焦る。そして駆り立てられるように自分も負けられない、とまた始める。いい友を持っていると思う。そして自分がそれに見合うかどうかはまた別の問題だ。
10時起床。おや?
きのうよりずっと良くなったみたい。「絶対できないと思っていた膨大な量の譜読みに目処がついた安堵感」みたいな、治るという確信が見えた。やった。
しばらくじっと音楽を聴いて譜面を見ていたけれど、絶対治ることが直感でわかったので、もうピアノに向った。わーいピアノ。さっそくヴァイオリンの伴奏の練習。難しいし知らない曲なのでまだ耳に着いていない。もう少し。休んだり弾いたりを繰り返してあまり疲れないようにしていた。
夜は、美味しいものが食べたくて料理をした。まな板にぶつかる包丁の音が耳に痛い。それに、風邪を引いているからなのか、ちょっと油が手にはねても、
「あ~…、あちぃ…」
と、反射神経がとりあえず鈍い。こんな自分は嫌いである。
相変わらず可愛げのない食卓ですが、回鍋肉(キャベツがなかったので白菜)、ひき肉と春雨の炒め(塩と胡椒で味付け)、椎茸と海老と卵のジンジャースープ。ひき肉はけっこう使える。最近、新しい味を見つけた。しょうがも使える。たくさん作ったのでまた明日。
夜も練習した。あー急に元気になってきた!喉も分刻みでよくなるし、鼻ももう快適だし、声なんか秒刻みで戻ってきた(誇張)。
明日はヴァイオリンの子の合わせを入れた。というのは、風邪のため一度合わせをキャンセルしたのだけれど、その夜ひどい夢を見たからだ。彼女のレッスンについて行って、「あなた何そのピアノは!(ベートーヴェンの)5番は今からじゃもう無理だから、これから3番を弾きなさい」と彼女の先生に言われたのだ。「ていうか今からじゃ3番とかそういう問題じゃなくて無理だよー」とか先生に向かって軽々しく口答えしていたのを覚えている。夢でよかった。なので、ちょっと怖くなって明日合わせを入れたという、何ともチャイルディッシュな理由。ともあれ、明日はチャイコやウィニアウスキーなど。楽しみ。
ご心配おかけしました。
また一日ぼけっとしていた。したいわけではないのに、目がかすむし、耳も聞こえない、味もわからない、眩暈がするし鼻も変だし喉も痛いし…。いいとこない~。
子供の頃に外でこれでもかというくらいたくさん遊んだので、今は家の中にいるほうが落ち着くし外よりずっと好きなのだけれど、だからと言って動きたくない、というと、そういう訳ではなくて、家の中ではめちゃくちゃ活発でいたい。散歩がきらいな犬みたいだけれど。だから、家の中でじとっとしているのは本当につまらない…。
仕方がないので、ベッドの上で楽譜を開いて、音楽を聴いて、何とか譜読みを進めた。ヴァイオリンの伴奏はこの週末に読み終えるはずだったのに…。自業自得とも言う。自分のバカ~。
お昼になって、どうしても我慢できなくて、毛布を羽織って絵を描いて遊んだ。これなら耳が聞こえなくても問題ないし、体力も使わない。今日は本当に、絵のトレーニングっぽうことをしてみた。
これは30秒ドローイングと言って、30秒ごとに切り替わる人体を次々描いていく、というもの。形がうまくとれない…。でも50体くらい描いた。
こちらはネガティブスペースドローイング。白黒の人体を、線だけで模写するというもの。慣れると意味がわかってくる。
楽しかった。動きついでに、しょうがのスープと親子丼を作って食べた。食欲は旺盛なので問題ないと思う。これで薬が飲めたら、もっと早く治るのかな。自然治癒って、原始的だし、…どうなんだろ(笑)
明日は少し楽になるといいと思う。耳が良くなれば、ピアノが弾けるかもしれない。ピアノピアノ~。
今日は母の誕生日だった。おめでとう。電話で、「荷物を送った」と言ってくれていたけれど、本当は反対じゃなきゃいけないのかな、と思った。かたじけないです。楽しみに待ってます^^
8時半起床。よく寝たけれど、夢を覚えていた。高校の教室にいて、自分はイギリスから何年かぶりに帰ってきたという設定になっていた。で、友達が「アンタは大活躍のバスケ部だったんだよ!」とか「イギリスに行く前は花壇の水やり当番だったんだよ、覚えてる?」とか言って、バスケもしたし水やりもした。というか、「帰ってきたクラスメイト」というより、「記憶喪失のクラスメイト」として扱われている感じがした。
10時前くらいから練習を始めた。今日はレッスンが4時からある。ずっとサンサーンスをやっていた。お昼もきのうの残りのご飯を食べて、2時ころまでまた練習。なぜきのうやらないのか(笑)コントロールできているのかいないのか、ちょっと自分でもわからない。
2時半ころ家を出て、学校へよってからスタインウェイ・ショップへ。
細かい…。フレーズはわかっているのだけれど、それを一回で指に伝えることができなくて、先生を困らせた。やるべきことはわかっているので、やはり、訓練。でも良いレッスンを受けた。
5時に終わって、帰りのバスを待っている間、突然隣にいた女の子に声をかけられた。
「あの~、ちょっと聞きたいんだけど、今あなたが使ってるそのアイライナー、どこで買ったの?とってもいいわね~」
「………あ?」
一瞬考えて、「この人はアイライナーの話を突然見ず知らずの私にしたのか」と事態を把握。日本で買ったとかロンドンじゃどこで売ってるか知らないとか、これ細いやつだよ、とか、そんなことを話した。
こちらの人はどうも、気さくというか、他人と話すことに抵抗がないのだと思う。普通、アイライナーの入手先とか、突然聞いたりしないと思う。電車でぎりぎりセーフで駆け込んだ人に「乗れてよかったね~(おじさん)」とか、エレベータの中で「今日寒いよね、私外出るのやだわ(おねえさん)」とか、「まったく私ったら2回も忘れ物取りに家に戻ったわよ、うふふ(おばさん)」とか、心でつぶやく言葉が自然に口から出ている感じがする。私はこういう環境が嫌いじゃない。平気な顔で赤の他人と押し合いへし合いの電車よりは、まぁ楽しいと思う。限度はもちろんあるけれど。
家について、少し休んで、夕食を作った。
①大根と人参、きゅうりの酢の物、②椎茸、ブロッコリー、玉ねぎ、卵のガーリック炒め、③豚肉と白菜のジンジャースープ。スープは今年一番の美味しさで、自分でもびっくりした。豚肉は、片栗粉をまぶしてから炒めて、スープへ。②の卵は、別に作っておいて、あとで混ぜると綺麗。とりあえず最近は椎茸様様。
明日は、先延ばしにしていたヴァイオリンの伴奏をしっかり見直す予定。スプリングも16日の本番以来触ってなかったので、頑張ろう。金曜にリハーサル。
きのうあたりから、風邪を引いたらしく、喉も耳も鼻もよろしくない。気温差が激しいのが原因かも。今日は白い息が出るくらい寒かった。皆様もお気をつけて…。