で、5時に起きてしまったので、何をしよう…。
これは、朝6時ころ。清清しい。でも、雨が少し懐かしいかも。
本を読んでいて、お腹がすいたことに気づいたので、朝ごはんを作ることに。
朝からがっつり(笑)もやしときゅうりのナムル風(?)サラダ、卵焼き、わかめと玉ねぎのお味噌汁。
このお味噌は、叔母が日本でくれて、スーツケースに入れて持って帰った来たもの。おお、おいしー!味噌なんてどうやって作るんだろう???一手からすでに分からない。とにかく、美味しくて、優しい味で、感激して一人で騒いでいた。どうもありがとう。
話はそれるけれど、今年、「叔母」になるのだけれど、お手本は自分の叔母。もう決めてある。何をしたらいいのか分からないけれど、決めたのだ。うふふ。
9時からまた友達とスカイプをして、10時から練習。
…休憩をはさんだけれど、夜8時まで弾いていた。時計って、生きてないのに人をびっくりさせるのが上手い。というか「時間」は人しか持ってない概念だ。うーん。
きのうの挽回なのか、取り付かれたようにひたすら譜読みと練習。ショパンバラード1番の暗譜が終わった。レッスンに持っていけそう。3番も本格的に譜読みを開始。なぜ2番に手をつけないのだろう…。あと、いろいろ。
鍵盤上での、腕と手と指の運び方がだんだん分かってきた。「準備準備準備準備…」とひたすら唱えながら、ゆっくり練習していると、テンポを早くしても追いついていることに気がつく。おぉ。やったー。耳もよくなってきた。すっごい良い響きが出来たときは、ハンマーが弦を叩いたという事実を実感することができる。そして、音楽の流れによるフレージングと、ペダルと、たくさん格闘しながら、あーこれだーっ♪と今日は一人ウキウキ練習していた。でも、アンサンブル曲ではくったりと撃沈…(笑)
明日は、少し外に出ようかな。
自分の頭が頭痛になる理由が少し分かってきた。緊張、肩こり、目の疲れのほかに、涙を流すこと、日光を浴びすぎること、風に当たりすぎること、などだ。バイクで颯爽と駆けてゆく人を見た感想は、「気持ちよさそうだな」ではなくて、「頭痛にならないのかな」である。
明日は曇りか雨だと嬉しい。でも、晴れを望んでいる人のところは晴れますように。
う、右目(瞼)が痛い…、と思いながら6時起床。
知らないうちに薬でも服用していたりして、と思いながら鏡を見たけれど、寝起きでどちらの目も腫れていて確認できず(笑)
コーヒーを淹れて、支度をして、また右目を見てみたら、やっぱりちょっとおかしい。モノモライではないと思うけれど。まいいや。
8時に学校に到着。
9時からレッスンだった。バラードの4番が、一応くぎりのよいところになった。一ヵ月後に学生のファイナル・イグザムがあって、トライアウトクラスは学生優先、とした上で、時間があったら来週弾くことになりそう。来週のレッスンは、バラードの1番か、ベートーヴェンソナタを持っていく予定。春休みで時間が空いていたし、まだ頭は春の夢の中だけど、木々の芽吹きと共に頑張ります。
キャンティーンで1時間ほど本を読んでいて、11時にレッスンが終わる同じ門下の友達と待ち合わせ。
今日はリージェンツ・パークにお散歩♪…の前に、彼女と一緒にパスタ屋さんに行って、昼食を。
久しぶりに行ったリージェンツ・パークは、とても豊かな感じがした。太陽の光がとてもまぶしくなっていて暖かくて、鳥たちが騒いでいて、木の葉っぱたちが碧かった。何よりも、人の多さにびっくり!平日の昼間、皆さんは何をしているのでしょう、と皆が自分を棚に上げているかもしれない。ランチやランニング、フリスビー、散歩…。水着で日光浴をしている人も多数発見し、「イギリス人ったら気が早いよね…。」と2人で苦笑。
空いたベンチに2人で座って話していたら、駒鳥が手の届くところに来た。リスも来た。鳩も来た。インド人のおじさんも来た。最後彼は、私の友達に向かって、「リメンバー、アイライクユゥ!」と彼女を指さして去っていった。すごく正直で真正面な告白…。
バラ園ものぞいてみたけれど、まだだった。もう少し。5月になったらまた来てみよう。
のんびりしていたらもう5時で、友達とお別れして、バスで家に帰った。日光をたくさん浴びて、とても気持ちのいい一日だった。
夜は、セロリとトマトとベーコンのスープ、ほうれん草と玉ねぎのパスタ。
人生で初めて、セロリを買った。セロリってすごい。次は何に使おうかな。ベーコンは炒めずに一度ゆでて、油を除く。マカロニの方は、ミックスハーブやバジル、パセリと塩コショウで。楽しく美味しくいただいた。
光をたくさん受けて、体内で光の粒が充満して、それが炭酸水のようにチラチラと動いている姿が浮かぶ。
『おかえりなさい』
響きからすると、帰ってきた人ではなく、これから帰ってくる人に言う言葉のような。
「ただいま(戻りました)」→「おかえり(なさい)」では、「いや、帰ってください」に聞こえてしまう。
と思って広辞苑を開くと、「外出から戻った人を出迎える挨拶」とある。んー…、えっと、
あ、わかった!「(よく)お帰りなさい(ました)」だ!違う気もするけど一人納得&スッキリ。
いつも交わす挨拶って形骸化しているものが多い気がする。それだけ使用頻度が多い=コミュニケーションが多かった、ってことかな。
日の暮れた後は、そういうことを考えながら、眠りにつく…。おやすみなさい。あ、命令形だ……Zzz(笑)
ちょっと寒いと思ったけれど、窓を開けたら外は暖かかった。外気に関わらずこのフラットは避暑地。
本をしばらく読んで、パンを食べて、支度をして、洗濯機のスイッチを入れて、買い物に。近くのセインズベリー(大型食品店)は朝7時から開いているので便利。家に着いて、衣替えをして、洗濯物を干した。
衣替えというほどのことではないのだけれど、コートやセーター類をすべてしまって、タンスの中を夏物に。「冬、終われーっ!(またはフラットあったかくなれーっ!)」と念を込めてコートをたたんだ。コートがかわいそう。
その後は、ずっと練習。今日は7時間くらい弾いたけれど、曲が多くて、分配するとたいしたこともなく…。でもショパンバラードの1番と4番がパワーアップしていた。でも2台ピアノ・パガニーニに苦戦…(笑)
今日の夜は、日本の料理番組で見かけた、炒飯を作ってみた。
最後に「鰹節」を入れると言っていたので、疑いながら入れたら、すごく良くなってびっくり。鰹節っておいしいんだ…。野菜などはみじん切り、味付けは塩・コショウのみ。お試しあれー。あとは、トマトときゅうりの簡単なサラダと、スープ。睡魔が襲ってきて、たくさんは食べられなかったので、残りは明日。
2週間の日本滞在は、自分のいろんなことを変えるのに充分な時間だったかも。
ようやく昔の自分から開放された。妹の披露宴があって、人が一緒に居るということを、見た。トリオや2台のリハーサルをして、自分の音楽の不確(/安)定さを知った。両親が頑張っている姿を、見た。祖母がカッコイイ人だと気づいた。ひとに、逢った。体重計が私にお世辞を言い続けた(笑)。などなど。
それぞれ考えることがたくさんあって、とても素敵で、全てが目に焼きついていて、聞いた言葉が頭に流れていて、思い出しても新鮮。
成田に向かう日に、祖母とお茶をした時。
お茶請け、量多い…(笑)
また遅く起きてしまった。「早起き、早寝」…。頑張ります。
今日は、不動産に家賃を払いに行って、いろいろなくなったものを買いに行って、あとはずっと練習していた。そういえば、こちらでは「小切手」を普通に使っている。現金で払うには少し額の大きいもの(でも何ポンドからでももちろん使える)は、カードではなくて、小切手でも支払うことができる。その小切手の束(?)も、銀行に行ってもうらことができる。逆に小切手を受け取った場合は、銀行に持っていけば送金してくれる。けっこう良いシステムだと思う。管理には気をつけなければいけないけれど。日本の映画やドラマの中の、ゼロ何個、みたいな「取引」とかでしか知らなかったので、最初にこちらで「チェック(小切手)」と聞いた時はかなり驚いた。いやいやそんな額ありません、みたいな。先入観って恐ろしい(笑)
ピアノの練習の方法について、ちょっと発見した。ふふ。何でいつもちゃんとやらないのか、なぜもっと早く気がつかないのか、と自分の脳に疑問だけれど、でも知って良かった。そして根はありえないくらい面倒くさがりでぐーたらで怠け放題なので、日々自分を監視していないといけない。練習していても、すぐにどこか間違った方向の練習をしている時があって、「あ、いけないいけない」と我に返る。練習の内容よりも、練習の時のセルフコントロールの方がずっと難しい。
何を作るか悩んだ時は、…カレー(笑)
玉ねぎが多く入れすぎて玉ねぎカレーになると思ったら、そうでもなかった。ブロッコリーやナスで、色も。おいしかった。最近お米を食べていなかったので、久しぶり。
イギリスで少しだけど生きてきて、いろんなことが起こったしこれからもあるだろうけれど、どれも本当に一時的なもの。総合的に見たら、本当に恵まれて、全てに囲まれて裕福に生きている。何がなくなってもいいのか、挙げたら意外に多いかもしれない。何が本当に大切か、挙げるのは難しいかもしれない。私も、ピアノより大事なものが、ある。
どういう状況にいるのか、人や物が周りにあってもなくても、時々は把握したい。そして、自分でそれに気づかせたら、あとは感謝したいと思う。
きのうは、リビングルームの壁の修理が何時から始まるか知らなかったので、7時半に起きて、8時には準備を完了していた。ロンドンは普段、工事などは大体朝の8時から5時くらいまでなので、きっと早くくるだろうと思っていた。けれど、来たのは、11時にチェックが一回と、2時から4時くらいの修理だけだった。2,3人来るのかと思っていたら、一人だった。何だ。明日また来ると言っていた。
この修理は、壁のヒビがどうやら隣の工事のせいだ、と不動産が言い張って、保険で修理ができるから自分でしないで、と言われていて、ようやく念願叶って(誰の?)実現したものだった。このフラットはとても古く、小さな亀裂や隙間があちこちにたくさんあって、自分とフラットメイトでセメントなどを買ってきて、左官みたいなことを入居したときにしていた。どんなテナントだ(笑)自分たちで修理した箇所は計り知れない。例えば、庭に続くドアが最初は隙間だらけで、夜になると明かりに誘われてふらふらやってくる生き物が簡単に入ることができたので、ハケが側面に付いている1mほどの棒を買ってきて、切って、ドアの隙間に釘で打ちつけた。効果抜群だった。もう少ししていたら、京極夏彦の「魍魎のハコ(はこがまえに甲)」に出てくる久保俊公が書いた作品の男のように(長)隙間が怖くなったかもしれない。そのようにして、私はヒビこの家と戦ってなお共存している。
知らん顔して、壁の塗装が崩れていくのを見ながら、小さな音でピアノを練習させてもらった。
今日は12時からレッスンだった。9時から練習して、11時ころ家を出る。修理の人はあとから来るのだろう。取られるような高価なものは何もないし、盗まれそうなデータも持ってないし、あるならピアノだけだし、何かあったらその人以外にはありえないので、その時は不動産に言えばよい。そういう保障はイギリスの場合、銀行でも携帯電話ショップでも、対応はよい、らしい。経験がないのでわからないけれど、そうらしい。
「どんどん難しくなる」。それが今日のレッスンの感想。気づけば気づくほど、身の程を知るというか、位置を把握して激しく落ち込むというか…(笑)修行。
その後センターに出て、コーヒー豆を少し買い、日系食材屋さんでカレールーや米、豆腐、ごま油などを買い、ミンスポークや野菜を買って、HMVなどに寄って、帰る。買い物が食材だけって、いいのかな。探しているアニメのDVDがあるのだけれど、見つかりそうにない。
リビングルームの壁は少しきれいになっていた。たぶん明日塗装をやって、終わりだと思う。
夜は、もう写真を載せるまでもないのだけれど…、一応、
麻婆豆腐、野菜炒め、スープ。三種の神器(違う。全然違う)。
試しに使った食材を数えてみたら、14種類くらいあった。特にスープには、8種類くらい入っている。真面目に作るのはたまになので、こういう時にはふんだんに栄養を取っている。
街を歩いていた時、靴磨きの人を見かけた。少なくともロンドンで出会ったのは初めて。ちょっと見とれてしまった。馬車が走っていても、違和感がなかったと思う。