すっきり(と言える時間じゃないけれど)8時起床。
私の気分とは裏腹に空は曇っていた。
午前中はピアノを少し。指のエクササイズのために細々(こまごま)としたテクニカル・ワーク。スケール、3度、アルペジオ、ツェルニー(今日は変二)、ブラームス、ホロヴィッツ、ラフマニノフ、ショパンのエチュードを少しずつと、シューマントッカータ。いっぱいあるように見えるけれど、全部通しても1時間半もあれば充分終わる。役に立つ、と信じている…。
お昼は焼きそばとスープ。
午後から晴れた。
と、急に思い立って、ずっと行きたくて我慢していた美容院へ行くことにした。トッテナム・コートロードの近くにある日系のヘアサロンへ。ロンドン3年目にして、第2回目の美容院(笑)普段は日本に帰った時に行っていたけれど、もう3年目になるし…、と変な勢いに押された。あんな髪の毛だったけど、とても良くしてもらって嬉しかった。けっこうなイメージチェンジになった。
6時に帰宅。部屋が荒れに荒れていたので荷物を置きざま掃除を始める。見事に片付く。
そしてキッチンに直行。最近、食べたいなと思っていたから揚げ。
から揚げと、野菜ときのこの炒め物、コーンと白菜の卵入りスープ、わかめその他海藻の酢の物。から揚げは、ネギとしょうがと醤油と酢、ごま油少々のたれをつけるので、下味はほとんどつけなかった。栄養的にたぶんバランスは取れてると思う。フラットメイトと一緒に食べた。食べ過ぎた。
最近気づいたのが、長年、自分の頭の中に料理に対する固着観念があったということ。レシピは「から揚げ」「ハンバーグ」「麻婆豆腐」「カレー」という感じで、名前がある料理を作ることに専念していたように思う。AとBを合わせてCにするみたいな発想があまりなかったかも、と、今日コーンと白菜と卵を入れてスープを作った時に思った。たとえば「何が作れますか」の問いに名詞で答えられるようにしたかったのだと思う。一種のコレクションのような心理だと思われる。これからは、名詞1つでは言えないような料理を作れるようになりたい。
例え年下の女の子でも見習うべきことあり、です。
材料の固定観念にとらわれず、試すべし。
名詞が必要なら作れば良いんじゃない?
昔、トーズというお料理を作ったの覚えている?
最近、たまに食べてます。