日本から持ってきた、東京のころからの愛用の目覚まし時計。4年前にこれをスーツケースに積めるのを父が見て、「そんなもの持っていくのか」と言われたのを覚えている。キキのラジオみたい。
私は、この音が大っっっ嫌いだ。見て分かるとおり、ベルだから本当にけたたましく、うるさい。生命の危険を感じるような音だ。だから、使っている。携帯電話のような電子音では平和すぎて起きられない。鳴った後、「眠たい」とか「うるさい」とか思っている場合ではなくて、寝起きとは思えないような俊敏な動きで本能が止める。私の本当の朝は、こういう戦いです。
そして7時起床(7時かよとか言わないでくださいまし)。支度をして、8時に家を出る。
9時からレッスンだった。「君、先週にあれだけ落ち込んだから、何か音楽が変わったよ。とてもよくなった。」と言われた。わーい。確かに先週はひどく不安定で最悪、レッスンもぼろぼろでできない状態だった。腕も痛くて弾けなかった。その反動かは分からないけれど、何かが変わったらしい。先生も、先週のことは全然怒らずに、「It is Life.」とだけおっしゃってくださった。ありがたかった。詳しいレッスンを受けることができた。そして、練習方法がまた一つ確立した。うふふ。
10時に終わり、ベーカー・ストリートのお店に少し寄った後、オックスフォード・ストリートに行くため、バスに乗った。そこでちょっと変わった出来事があった。
次の停留所で乗ってきたおじさんが、脇目も降らずに私の隣の席に直行し、座ったと思ったら、私の右手をいきなり掴んで、手の平を凝視している。あいさつもなしに、他人への壁が著しく低いおじさんである。とりあえずうわーっと思って、「何してるんですか?」と言ったら、しきりに、「トゥー、チャイルド、トゥー、チャイルド。」とお腹を差しながら言う。アラブかインド系の人に見えたけれど、英語があまりできないのかもしれない。「私が将来2人の子供を持つってことですか」と聞くと、「イエス、イエス」。関わった方がいいのか、ここは、「知らないおじさんが手を掴んでいるという状況は社会的に良くはない」という素振りを見せるべきなのか、迷った。すると続いて、「ユー、グッド、ボーイフレンド、レイター。」「アー。オーケイ。バイ。」最後おじさんは、親指を上に上げてGoodのサインをしていた。
降りる場所なので、おじさんを残して降りたけれど、ちょっと後悔した。もっと話してもよかったのかな。私も他人への防御率はあまり高くないのでこういうことになってしまうのだけれど、話したら面白かったかも。でも、やっぱり知らない人は良くないなと、つかの間、葛藤してみた。
違うことで突っ込むけれど、人生に影響を与えないことを何度も言われても、あまり感慨がないというか…。子供が一人でも二人でもいなくてもかまわないし(おじさんの占いに因らない)、素敵な人がいてもいなくても、現われるし現われない。それより、明日雨が降って困ることになるから必ず傘を持ちなさいとか、バッグの紐があさって切れるから補強しておきなさいとかの方が信用できたりして…(笑)とにかくおじさんが手相の占い師とは思えないけれど、初めての体験だった。
オックスフォードを歩いて、KFCでお昼ご飯を食べて、バスで帰宅。
昼間は妹とスカイプ。夕方は休みながらピアノを少し弾いて、のんびり。眠らないように気をつけていた。これで眠ったらすべてが台無しなのだー。
夜は、炒飯とスープを作った。料理をアップするのは久しぶり。
美味しくいただきました。
今日は、のんびり過ごした一日だった。遅く起きて、少しだけ練習をして、1時に外出。友達とお茶をした。たくさん話して、たくさん考えた。
あとは、オックスフォードを歩いて、お土産などを少し見る。4月に日本に帰るので、何がいいか迷っているところ。ロンドンって…、何があるんだろう。もうすぐ帰る、という心で見ると少し違った風に見えるけれど、でも、あまり新しい発見はできず…(笑)
明日は、冷凍庫の氷(周りについてる、霜?)を解凍できたらいいなと思う。冷蔵庫の電源を切らないとだめなのかな?誰か、方法知っていたら教えてください!あとは庭をできたら少し掃除して、家賃を払って、練習、かな。
今日は本当に穏やかな一日だった。でも少し新しい発見ができたので、嬉しい。また明日。
9時半起床。最近、目に関する夢をよく見る。何だろう?
11時ころから、1時まで練習。エチュードやバラードや2台など。今日はシンフォニーの編曲はやらない。始めると外に出たくなくなるから…。
2時に友達とお茶をするため、その後出かける。朝はとてもいい天気だったけれど、雲行きが怪しくなっていた。
行きの電車では、スコアのハ音記号のアルト・テノールをひたすら読みつつ、全体の音を、できるだけ頭の中で鳴らす訓練をしていた。実際出ている音は他の(ヘ音記号、ト音記号の)楽器と同様、和音の範囲内なので読むほどでもないのだけれど、素通りするのが嫌だし、慣れないことなので、今は無意味でも何でも、読むことが今は自分にとって大切かな…、と。絶対音感があったら全体の音を一度に思い浮かべるのは簡単だろうけれど、残念ながら私は持っていない。でも、努力である程度はカヴァーできると実感した。一つ一つ鳴らしていけば、その和音になる。何事にも、目的にたどり着く道はひとつではないのだと、楽観的・前向きに思っている。
4時に友達と別れて、学校へ。屋内にいる間雨がずっと降っていて、出る時には青空が出ていた。「イギリスの天気」そのものだった。夜から友達の誕生日パーティーがあるので、それまで練習。
8時半に、日本人の女の子6人が集まる。ラッセル・スクエアにある日本食のレストランへ。昼間会った友達も、今伴奏をしているヴァイオリンの子も、みんないる(笑)とても良いディナーだった。本人に内緒でホール・ケーキを買ってきた友達がいて、レストランのスタッフに頼んで、私たちのテーブルに運んでくれるような演出もして、すごかった。皆が集まったことに対しても、とても喜んでくれた。人が喜ぶ姿って、見ていて、あぁいいな、と素直に感じた。
ロンドンに住んで、嫌なことも悪いこともつらいこともあるけれど、でも、それと同じ分、いいことをたくさん得ている気がする。それは、日本にいてもあったかもしれないから比べることは無意味だし不可能だけれど、とにかく、今のこの瞬間を、その都度見過ごさずに、どんなこともきちんと飲み込んでいきたい、と思う。
12時に帰宅。長い一日だった。明日も、長くできたらいい。
9時半から、練習。休憩しつつ、2時まで弾いていた。今日はレコーディングもあるんだった。
3時からのレッスンのため、家を出る。電車の中で手帳を開いて、レコーディングは明日だったことに気づく。……。
ATMでお金を下ろそうとしたら、カードの期限切れ(your card has been expired)の表示が出て、先月で終わっていたことに気づく。……。
レッスンは、良かった。褒められるとかそういうのじゃなくて、先生の言っていることが理解できたことと、その後につなげることができる、という意味で、良いレッスンが受けられた。やっぱり先生が素晴らしくても受ける側にキャパとか応用力とか引き出しがないとだめなんだ、と今も思う。たまに意味が分からない時もあるので(笑)あと数歩で何か劇的に変わるはずなんだけど…。辛抱強く。
レッスン終了後、銀行に行った。ただカードを変えてくれるだけかと思ったら、いろいろサービスの説明をしてくれるというので、20分くらい、話を聞いてきた。savingとかsecurityのこととか、internet bankingとか。日本で学生の時はこういう経験がほとんどなかったので、日本語で言われてもぱっとわからないかもしれない、と思った。interest(利息)の話も出てた。
実は、その場では単語の正確な意味や的確な和訳は分からない。最初にinterestと聞いて、「え?興味って何よ」と思うけれど、文の前後や文中で、これは別の言葉だ、と分かる。「あなたは今私たちに、interestを月○ポンド払ってくれているの、それが、カードをグレードアップすると、わずかこれだけ!このまま古いカードを使ってるとinterestが来月から上がっちゃうのよねー、カード、変える?」みたいに言われたら、「interest=銀行に払うもの」というのはすぐに分かる。それが値上がりする=ちょっと困る、というのも分かる(笑)家に帰って辞書で調べて、ふうん、と覚える。そんな風に、とても適当に単語を覚えている。
その後、Embankmentにあるロイヤル・フェスティバル・ホールに行って、来週のコンサートのチケットを買った。ヴァイオリンの友達と一緒に行くので、2枚。シェーンベルクの「浄夜」。わーーーーーーーー楽しみーっ!チケット、一枚8ポンド(1120円)。この前のエルガーのシンフォニーと同じフィルハーモニア・オーケストラ。また素敵な演奏が聴けると思う。
今日は何だか、朝からよく分からない一日だった。明日に、ヴァイオリンとレコーディング。
『はてな』
「はてなマーク」という風に普通に使っているけれど、よく聞くと、語源って、「はて、あれはなんだったかな?」みたいな所だと思う。かなりマイルドな雰囲気の言葉だ。だって、どう聞いても感嘆だし。今時、「はて」とか「おや」は会話であまり聞かない。それなのに、たぶん年齢を問わず100人中7割くらいは「?って何ですか」と聞いたら「はてな」と、答えると思う。意図的に言っていると思って聞くと、何か可愛らしい。
…もっと違うことにアンテナ張ります(笑)
途中、オックスフォード・サーカスにあるCDショップに行って、自分の好きな曲の入ったCD(バッハ)をプレゼントに買った。
セントラルを回って、南西Zone2から東Zone4への大移動(笑)それでもロンドンは小さい。
パーティーが、とっても面白くて、本当に楽しい一日を過ごした。CDを思った以上に喜んでもらえたので、よかった。その友達がアコースティック・ギターを持っていたのでとりあえず狂喜乱舞し、他の人が来るまでずっと遊んでいた。かなり忘れていたけれど、全員が揃うころに、やっと一通りのコードを思い出した。ギターが家にあったらいいのに…。スピッツの「楓」(古!)を熱唱(笑)
15人ほど(ハーフの人も含めるけれど、全員日本人)での、大キムチ鍋。お米が一升炊ける炊飯器を持っていたのにびっくり。とてもおいしかった。友達のフラットメイトがティラミスを作っていて、それも感激。その中に(ティラミスの中じゃなくて…)、副業でマジシャンをやっている人がいて、ものすごいマジックの数々を目の前で見ることができた。副業というだけあって、ほぼプロフェッショナル。でも、たねは全然分からず。最終的には、口から、選んだ1枚のカードを出していた。しかも4つ折りになって…。いつ食べたのか全然わからなかった。初めて間近で見たので、いたく感激。別の人は、「インド人のしゃべる英語」を真似していたり、関西弁で最速トークを織り成す人、お笑い芸人の物まねをする人など、とにかくバラエティー豊富。みんな、それぞれのエンターテインメントを持っていて、すごいなと思った。私は…ギターが限界(笑)
その後、その人数でできるゲームをいくつか楽しんだ。「ウィンク・キラー」や「マフィア」というゲームで、これは本当に興味深いゲーム。推理戦、みたいなものかな。かなり長い時間、皆でそれに没頭していた。夕方7時頃、名残惜しくも、お開きに。
みんなほとんど初対面だったけれど、違和感はあまりなかった。
大勢が集まってその中に長時間いるのはあまり得意ではないけれど、そうやって、慣れていくのかな、と思ったり。素敵な時間をもらったと思う。ありがとう。
明日は練習と洗濯と掃除の日!