今日は、朝からずっと外にいた。帰ってきたのは夜11時。
友達に会い、話し、夕方は、6時から4時間くらい、学校でヴァイオリニストと合わせがあった。
家に帰るまで全然疲れなかったし、ハキハキした一日だった。(笑)
今日の合わせは、グリーグのソナタと現代曲のルトスラフスキだったけれど、だいぶ形が見えてきて、やっと二人とも「本気」を出せる環境(音楽の土台)が作られてきた。ここからがもっともっと楽しい。まだ荒削りで音も野蛮(笑)なのだけれど、大切な核はもう見えている。このまま、運ぶことができたらいいと思った。とても豊かなリハーサルだった。
明日も、がんばる。
朝起きるといつも窓を開けて、本を読みながらぼけっと外を見るのだけれど、今日は面白かった。
ロビンでもない、綺麗な鳥が、何故か壁ばかりにとまっていた。
で、間違えちゃったのか、窓の取っ手にまで…。ち、近すぎる。色が青と緑で、小さくてとても可愛い。
そして、大きな音がしたと思ったら、この庭では初めての、リス。
ハトとリスのコラボ…(笑)
はしゃいでしまって(私が)、マスカットは木の実だから大丈夫、と思ってあげてみた(悪い人間)。なぜかいつも律儀に、こちらを向いて食べている。そしたら…、
さらに近づいてくる。この時、窓をほぼ閉める。この子はきっと…
やっぱり…。(笑)自然に笑顔になるくらい愛おしいと思ったけれど、人間はだめなんだよ、と教えるため、ばいばいする。
さらさらと移動して、どこかに行きました。またね。
最近、動物との垣根が低くなっている気がする。動物が、近づいてくる。(笑)庭があるし、お腹が空いているだけだろうけれど。そして、意思疎通を図ろうとするのはいつも人間からで、きっと動物はその意味すら分からないと思う。でも、会えたことがとても嬉しかった。楽しかった。そういう一定の距離が、いいのかも。
ところで、今度は何が庭に来るだろう。夏になるから…、うーん、やっぱり虫かぁ。
という長い朝を過ごし、10時から練習。ヴァイオリンの伴奏の譜読み。今日はグリーグのソナタの1楽章。あさっては初合わせがあるのだけれど、間に合うかな…。
5時に終えて、友達と会うため、外出。一緒に勉強をしたあと、ご飯を食べた。11時ころ帰宅。
友達が明日、日本からロンドンに戻ってくるらしいのだけれど、豚インフルエンザのことをとても心配していたので、ロンドンの新聞の通りに報告したところ、「やっぱりロンドンって危機感薄い!」というような返事が。日本で、特に空港では全便検疫など厳重な体勢に入っているとか…。私も同感で、インフルエンザについて、ロンドンはあまり騒がしくないように思う。今日で5件が確認されたらしい。
7時半起床。
9時から、同じ門下の友達とスカイプでテレビ電話。一緒に勉強を少し。
そのあと、特にドビュッシーを練習。響きが…アメイジーング!「版画」をまたちゃんと勉強しようかなと考え中。
午後は、何と、ついに、冷凍庫の氷(霜?)に取り掛かった。私はよく、家を長期間(1週間以上)あけるときは一応の身辺整理をしているのだけれど、今回は、気のむくままに冷凍庫。
ネットで調べたら、日本の(まずこのフラット以外の)冷蔵庫は進んでいるらしく、「霜取りスイッチがあるなら使いましょう」と書いてあった。え、そんなスイッチ、見たことない…。古い型でも、ドライヤーで熱風を当てるとか扉を開けてとりあえず待つとか、頑固な氷に反して生ぬるい方法しか書いてなかったので、自力でやることに。直感で思いついて、大きめのマイナス・ドライバーと金槌を両手に構える。彫刻の要領でひたすら削ってみた。
結果は。
「たまに」完璧主義という点で、とても中途半端です。1時間半ほどですべて終了。バケツ一杯くらいの氷は出たと思う。氷は、シンクに置いてお湯で溶かして流した。前はピザ一枚くらいしか入らなかった冷凍庫は、今は5枚くらい入るようになった。入れないけど。
金槌もマイナス・ドライバーも、役に立つんだなぁ。使い方は、たぶん間違ってないと、思う。
一仕事終えて、明日の帰国のため、スーツケースを引っ張り出し、蓋を開けて、「さあ入れるぞ!」と気合を入れた時点で力尽きた。パッキングが、できない…。理由は何もないのだけれど、とにかく手につかない。まだ空っぽのまま。フライトは夜だし、明日やればいっか、とかなりゆったり気分。明日、明日を考えよう。
4時に家を出て、5時に、朝スカイプで話した友達と待ち合わせ。日差しが、本格的な春の匂いだった。来た、来た!歩いている時は、コートを羽織らなくても大丈夫なくらい。素敵。
ところで、彼女とは最近とてもよく話している。どれだけ会ってるんだろう。また少し勉強をして、一緒に7時にレスター・スクエアで他の皆と合流。
チャイニーズ・レストランへ行った。とても美味しい食事だった。
明日日本に帰り、たった2週間でも戻るということで、CDや化粧品、友達の両親へのお土産を渡すことなど、いろいろな任務を背負った!ロンドンにも、「行ってきます」と言える人がたくさんいるんだ、とその出会いに感謝した。
明日の昼間は、時間があったら書き込みます。なかったら、日本より!
えー、おととい、エジンバラから無事戻ってきました。
2泊3日だったけれど、あまりに楽しく、そしてあまりに恵まれ、濃厚でも嵐のように過ぎ去った時間だった。行きの電車では、イギリス人と思われる年配の男性が、アニメの雑誌(英語)を食い入るように読んでいて、宮崎駿の話で盛り上がった。途中のバスでは、「ロンドンに40年行ってない」というおじいさんと話がはずんだ。他にも出会った人は大勢いて、すべてにおいて、温かいものをもらった気がした。風は強く気温は低く、冬のような寒さだったけれど。
一つ、友達が言っていたこと。バスに乗るときに、運転手に「○○は行きますか」と聞いて、「行かないよ」という
返事をもらった直後に、乗っていたおばさまに「行くわよ」と言われたらしい(笑)エジンバラ、素敵です。
今日は、お昼に友達と待ち合わせ(一緒にエジンバラに行った子・笑)をして、セントラルでランチを一緒に。その後、日本へのお土産を買うのに付き合ってもらい、コーヒーショップでエジンバラの楽しい思い出話と、それにまつわる勉強を。そして、もしかしたら東京で彼女のお母様にお会いできる機会があるかもしれないので、渡すためのお土産を持ってかえることに。
春が近い。
ここ一週間くらい、ピアノを弾いていない。つ、爪が…(笑)明日は練習!
数ある写真のうち、数枚をアップします。こんなところに行ってきました。
エジンバラ・ウェーバリー駅周辺。 世界遺産にも登録されている、旧市街(ロイヤル・マイル)。
ここにある大体の博物館や教会は、見てまわることができた。
エジンバラ城。 …で見つけたラビ。お城の中には時間がなくて入らず。
カールトン・ヒルから見たアーサーズ・シート。
ヒルから見た景色。この青空からは想像もつかないほど、強風が吹き荒れておりました(笑)
そして、エジンバラの町並み。
こうしてエジンバラを訪れることができたことを、とても嬉しく思う。ありがとう。
土曜日なので、10時までしっかり待って、練習。また3時半まで…。春が来るから(というか日本はもう来てるかな)、エネルギーの容量が大きくなっているのだと勘違い。
リストの「タランテラ」を譜読みした後、メフィスト・ワルツを細かくやって、あとはベートーヴェンのトリオ。むー。
4時半に家を出て、6時に同じ門下の友達の家へ。勉強会。その子の家がゾーン4にあって、ロンドンの西から東へ大移動。それにしても、移動して分かるけれど、ロンドンって小さい。
たくさん頭を使ったあと、夕ご飯をごちそうになった。彼女のフラットメイトが中華料理を作ってくれて、一緒に食べた。日々、お腹がすいた時にそこに食べ物がある(作れる状況にある)というのは、本当に恵まれている、と皆で話していた。本当に感謝するべきことだと、思う。この前ケンタッキーに入った時に、少し悲しいことを見てしまったので、なおさら、そう思う。
ロンドンでは、いいことと同じくらい、つらいことや苦しい場面を見てきた。日本ではあまり見られない(少なくとも自分は見なかった)光景が多かった。どんなことも絶対に忘れない、と心に刻むようにしている。
たくさん話して、家に着いたのは11時半ころ。
今日も一日長かった。ふと気がついたけれど、コンタクトの使用時間は一日大体12~14時間と書いてある。朝ちゃんと起きると、それが守れないらしい。気をつけよう…。
『プレスト』
楽譜で、弾いていてすごく難しい場所のテンポ表示が「Presto(伊:急速に)」だと、すっごく焦ってしまうのはきっと私だけじゃない。ベートーヴェンのプレストにただ今、乱心中…(笑)