忍者ブログ
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


2025/04/22 12:25 |
大英
朝から寒い。のどが痛かった。8時半起床。
DSC04496.JPG
よく晴れていたが、風が大分冷たいようだ。

10時すぎに家を出て、姉の友人とベーカーストリート駅の前で待ち合わせる。ここ数日はずっと練習ばかりだったし、姉も友人も観光はほとんど行っていなかったので、第一候補の大英博物館へ行くことにした。オックスフォードストリートを15分ほど歩いて到着。
DSC04497.JPG
土曜日だったせいか、観光客でにぎわっていた。日本人の修学旅行のような生徒もたくさん。

一度妹と来たことがあるけれど、いつ見ても面白い。
DSC04530.JPG
かの有名なロゼッタ・ストーン。

DSC04531.JPG
意外と小さいモアイ像。

DSC04577.JPG   DSC04590.JPG   DSC04592.JPG
館内で見つけた、楽器の数々。

DSC04548.JPG
とても可愛かったはにわの人形。愛嬌がある。

DSC04566.JPG
それと、ルイス島(イギリス北部)のチェスの駒。ハリー・ポッターで使われている。

あとは時計、化石、コイン、銀食器、石像、石碑、そしてミイラなど。ミイラは写真を撮るのはやめておいた。2回目なのに、初めてようにいろいろ見てまわった。

4時に姉と別れて、私は5時からのリハーサルのため学校に向かう。今日はベートーヴェン協奏曲2番の2,3楽章の伴奏。今日は一日ピアノを弾いていなかったし、3楽章も譜読み程度だったけど、とても楽しかった。来週はソリストのレッスンがあるので(同門)、気を引き締めて練習しなければ。

家に戻って夕食の支度。今日の夕食は、姉が滞在する最後の夕食だったので、私を含めフラットメイト3人と姉とその友人で取ることに決めていた。こんなにたくさん人が集まるのは久しぶりだった。おいなりさん、手巻き寿司、酢の物のサラダ、お味噌汁。作っている間に姉も友人も、帰ってきた。
DSC04622.JPG
手巻き寿司の材料は、薄焼き卵、きゅうり、干瓢、梅。フラットメイトと、「また買出し無しで作れちゃったね」と話していた。なぜ、何も買わずにすぐ作れるのだ、すごいな。

わいわいにぎやかに食事をして、夜、姉の友人がホテルに帰宅。今日も長い一日だったけれど、いろいろ面白かった。
PR

2008/02/17 17:36 | Comments(1) | 外出
到着
8時に起きた。きのう、ピアノの鍵盤についていたてんとう虫を助けて外に逃がしたのだけれど、今朝の夢でてんとう虫が出てきた。別に恩返しでも何でもなくて、手のひらサイズのてんとう虫が無数に自分の周りを歩いていて、気が狂いそうだった。飛び起きてしまった。恩を仇で…とは思わなかったけれど、それはないんじゃないですかと囁いた朝だった。

DSC04459.JPG
今日も大晴天。嬉しい。
DSC04460.JPG
8時に起きたけれど、You Tubeでベートーヴェンのスプリング・ソナタを検索して、1時間くらい布団の中で聴いていた。いろんな弾き方がある。どれも個性的だった。
その後少し練習をして、11時に家を出る。
今日は家賃の振込みの日だったので、送金をしようと思って自分の銀行Aに行った。ランド・ロードの振込先は銀行B。案の定、「銀行が違うから手数料かかりますよ」と言われた。仕方なく、徒歩7分ほど離れた銀行Bへ。そしたら、「現金でここに持ってくればすぐ振り込めるよ」と言われた。舌打ちしようかと思った。ので、再び自分の銀行Aに行き、現金を下ろし、Bに戻ってようやく支払うことができた。受付のスタッフに「お、早かったね」と褒められたが、あまり嬉しくなかった。ふう。でも一件落着。普段はフラットメイトがやってくれていて、自分では初めてだったので、フラットメイトに感謝した。日本はどのようなシステムなんだろうと考える。

その後、学校に行って練習開始。今日もまた秘密の合わせをした。今日は1,2,3楽章だったけれど、また奥深かくて本当に助けになった。それと、明日もトライアウト・クラスでリスト伝説を弾くので、練習。

5時頃、姉とその友人を迎えるためにパディントン駅へ。
DSC04463.JPG
しばらく待ったが、6時半ころ、無事に会うことができた。久しぶりだったけれど、何の違和感もなかった。会えてとても嬉しい。
すぐベーカーストリート駅の近くにあるホテルへ行き、チェックインを済ませる。実は、パディントン駅で待っている間にやはりホテルのことがどうしても気になって、「予約したんですけど、…予約できてますよね?」と念押しの電話をしておいた。
荷物を置いて、近くのパブでビールと軽い夕食を取った。アルコールなんて、ロンドンでは年に数回しか取らない。意外に悪くなかった。そして友人はホテルへ、姉は私の家へ。
無事に初日を終えることができてけっこうほっとしている。
さて、明日からリハの開始。気を張らずに、2人で作り上げようと思う。

ところで、姉の友人からおみやげをいただいた。何と、
DSC04465.JPG
宝玉。もとい、梅。しかも手作りだとか。センス抜群!それと、乾燥お味噌汁と、もう一つ、お母様手作りのネックレスをいただいた。綺麗なターコイズ・ブルーでとても素敵だった。
あと、姉からもおせんべいの山(プラス頼んでおいた洗顔料)もいただく。
DSC04466.JPG
すでに柿の種は一つ開けた(笑)

彼らも疲れていると思うので、ぐっすり休んでほしいと思う。

2008/02/12 08:53 | Comments(2) | 外出
保険

今日は8時起床。早く起きる必要なんてなかったのに。今日も空は青い。
DSC04380.JPG
最近良い天気が続きすぎているので不安。来週姉が来るので、もうちょっと出し惜しみしてくれてもいいと思う。

10時に家を出る。今日は銀行のアポイントメントがあったので、仕方なく出向く。別に何も(こちらからは)用事はないのになぁ、と思いながらも、外は気温もあがって、晴天で、気持ちが良かった。
DSC04411.JPG

「保険(insurance)」の話だった。毎月23ポンド(5000円くらい)を支払うと、もし家が火事になったり、強盗にあったり、家がものすごい壊れ方をした時に全額を補償してくれる、というもの。そう言えば私はイギリスに来る時に保険に入っただろうか…。返事は保留ということで終わった。
いきなり不安になってきた。ロンドンに住んでいるという事実、というより、ここは日本ではないという事実を思い知らされた感じがした。そう言えば、日本大使館にも行く用事があったのだ。まだ行ってなかったな…。
関係ないけれど、こういう場合の英語は少し困る。普段の生活では絶対出てこないような単語が出てくる。いつもは推測で大体わかるけれど、今日は一つどうしてもわからない単語があって、「あとで調べたいからスペル教えてもらえますか?」と言ったら、答えは「ええと、スペルですって?あれ?こうだったかしら?え?ここuだっけ?」だった。永久に迷宮入りとなった。でもたぶん、強盗とか突発的な被害とか、話の流れからそういう意味の感じがした。難しい。

その後、学校に行って練習していたら、偶然フラットメイトに会う。今日初めて会った(笑)なので、一緒にお昼を食べて、彼女はオケのリハ、私は帰ることに。
リージェンツ・パークに散歩に行った。
DSC04415.JPG
散歩をしている人が他にもたくさん。今日は平日だけど。いつ来てもこの公園は好き。
DSC04413.JPG
何か知らないけれど、桜のような梅のような花を発見。これって、今咲いてもいいのかな。これを見たら、春のための冬という気がしてきて、寒いのも悪くないと思えた。

家に着いて、練習を始めた。フランクフランク…。ちょっと焦りがマックスになろうとしている。文字だと焦りが伝わる気がしないので、余裕振ることができる。自分にとって何の意味もない。
夜、友達から、明日バレンボイムのコンサートに行かないか、と誘いが来た。今、ちょうどバレンボイムはロンドンで「ベートーヴェン・ピアノソナタ・ツィクルス(Zyklus:連続演奏会)」をやっている。明日はワルトシュタインが含まれるらしい。大好き。チケットはないので、2時間くらい前に並んで、当日券で入(はい)れると思う(入れない場合もあり)。
彼女は一緒に入学した友達で、今もロンドンに残っている。いつも演奏会に声をかけてくれるので、嬉しい。私を引きこもりにならないようにしてくれているのかも。別の日本人の友達もそんなことを言っていた。「カヲルが引きこもらないように食事に誘うからちゃんと来なさいよ!」と。みんな世話好きなんだなぁ。嬉しい限りである。


2008/02/09 08:25 | Comments(1) | 外出
地味

9時起床。きのうと打って変わってとてもいい天気。よく眠れた。
DSC04326.JPG

午前中は棚の整理を少ししたぐらい。なんだかのんびりしていた。

お昼に銀行のアポイントメントが入っていたので、行く。
DSC04327.JPG
宇宙は真っ暗なのに、太陽の光のせいでこんなに明るい青になるのか、と思うくらい綺麗な青空だった。でも寒い。

この前、自分の使っている銀行から電話があって、アポを作るので来てください、と言われた。何の話かよくわからずにOKしたけれど、どうやらカードのメンテナンスのようなものだった。カードの再説明とか(知ってるって)お得な○○に加入しませんか(いらないって)という話だった。何か意味があっただろうか…。意味があったのは銀行側なんだろうな、と思った。すぐ家に戻ってきた。普段ならどこかに寄って帰るのだけれど、今日は一目散(?)。こんな日もある。

お昼から夜まで、ずっと秘密のレポート(いずれ明らかに…)を作っていた。今日はピアノに触らなかった。こんな日もある。
夜ご飯はきのうのカレー。
ということで、今日は上位に入るくらいの地味な一日だった。明日は何をしようかな。


2008/02/02 09:43 | Comments(1) | 外出
紛失
7時半起床。きのうは早くベッドに入ったせいか、とても深い眠りで目覚めが心地よかった。天気もよかった。幸せだ。
DSC04206.JPG

今日は朝から学校に行って練習していた。というのも、友達とお昼からロンドン塔に行く約束をしていたから。こんな遠出(実は学校から電車で20分)は久しぶりだ。
ということで、タワーブリッジに到着。
DSC04223.JPG
これはいつ見ても圧巻。
そして、すぐ近くにあるロンドン塔(Tower of London)に到着。
DSC04222.JPG

ロンドン塔は中世の城塞で、中には処刑場もあるけれど、他にも、ジュエル・ハウスや武器倉庫、王室用の金でできた食器の展示など、様々だった。入ったのはロンドン3年目にして初めてで、今まで来た友達や家族にも見せるべきだった、と多少後悔。

DSC04233.JPG
こういうの大好き。1000挺くらいはあったのでは。

DSC04250.JPG
こういうのも、見ていて、真っ先に、着てみたい、と思う。いろいろ細部を写真で取っておいた。

DSC04253.JPG
王室の歴代の紋章も名前入りで飾ってあった。みんな微妙に形が違うのだけれど、どれもライオンと、クラウンの首輪をしたユニコーンらしき動物が向き合っている。今度、由来をしっかり調べようと思った。

DSC04255.JPG

ジュエル・ハウスには、世界最大級のダイヤモンド、カリナン(Cullinan)があり、中でも「偉大なアフリカの星(The great star of Africa)」は魔力がありそうなくらい大きかった。残念ながら撮影禁止だった。永久展示のため、部屋全体が金庫のようになっており、扉は分厚く、頑丈そうだった。でも、「赤毛組合」(ホームズ)のように地下から誰か盗みに来ないのだろうか、と心配だった。

とにかく、とても楽しめた。

ところが、見学している時に、ポケットからカメラを出そうとして、一緒に入っていたオイスターカード(日本でいうSuica)が落ちた。
と思ったら、そのまますんなりと、床の板と板の隙間に吸い込まれて消えた。魔法かと思った。ぶつかりもせずに見事に入った。3mmほどの隙間しかなかったのに、カードだって1mmくらいあったのに。隙間だって床に一面あるわけじゃないのに。すごいな。しかも、朝に20ポンド(約4000円)チャージしたばかりだったので、大変なショックだった。床を調べたけれど、もちろんロンドン塔だし、ピアノの蓋じゃあるまいし、床が間単に外れるはずがない。そこで一緒にいた友達が、変ななぐさめ方をしてくれた。
「オイスターカード取るのにロンドン塔の工事を依頼したら、きっともっと高いね」
「200年後に発見されたら皆びっくりするだろうね、オイスターカードって、レア物になってるんじゃない?」
「200年後に改装する人たちが、中世の時代にオイスターカードが使われてたって間違わないといいね」
「実は床のすぐ下にヘンリーのミイラがあって、2回目の偶然で指にはまってたりして」
とか。おい。おいおい。
でも、その後駅に言って説明したら、「ここに電話しろ」と番号をくれた。電話をしたら、最初にカードの番号をきかれた。朝チャージしておいて良かった…。レシートに10桁くらいの番号が書いてあったからだ。あとは、どうしてなくしたのか、いくら入っていたかわかるか(コンピュータで調べられるが、嘘をついていない確認のため)、秘密の暗号(自分の母親の旧姓)や住所、いろいろ聞かれ、残りの金額を入れた新しいカードを送ってくれることになった。ふう。最近英語の電話が多い。つらい。
と、ここで当然、疑問に思う。これを繰り返して詐欺みたいなことをする人がいるんじゃないか、と。と思ったら、どうやら「紛失した」と電話をした時点でそのカードの有効期限は自動的に切れるらしい。ふうん。

ということで、今日は一日楽しく過ごした。明日は、練習もたくさんして、絵もたくさん描こう。
DSC04258.JPG


2008/01/26 06:28 | Comments(1) | 外出

<<前のページ | HOME |
忍者ブログ[PR]