今日は8時起床。早く起きる必要なんてなかったのに。今日も空は青い。
最近良い天気が続きすぎているので不安。来週姉が来るので、もうちょっと出し惜しみしてくれてもいいと思う。
10時に家を出る。今日は銀行のアポイントメントがあったので、仕方なく出向く。別に何も(こちらからは)用事はないのになぁ、と思いながらも、外は気温もあがって、晴天で、気持ちが良かった。
「保険(insurance)」の話だった。毎月23ポンド(5000円くらい)を支払うと、もし家が火事になったり、強盗にあったり、家がものすごい壊れ方をした時に全額を補償してくれる、というもの。そう言えば私はイギリスに来る時に保険に入っただろうか…。返事は保留ということで終わった。
いきなり不安になってきた。ロンドンに住んでいるという事実、というより、ここは日本ではないという事実を思い知らされた感じがした。そう言えば、日本大使館にも行く用事があったのだ。まだ行ってなかったな…。
関係ないけれど、こういう場合の英語は少し困る。普段の生活では絶対出てこないような単語が出てくる。いつもは推測で大体わかるけれど、今日は一つどうしてもわからない単語があって、「あとで調べたいからスペル教えてもらえますか?」と言ったら、答えは「ええと、スペルですって?あれ?こうだったかしら?え?ここuだっけ?」だった。永久に迷宮入りとなった。でもたぶん、強盗とか突発的な被害とか、話の流れからそういう意味の感じがした。難しい。
その後、学校に行って練習していたら、偶然フラットメイトに会う。今日初めて会った(笑)なので、一緒にお昼を食べて、彼女はオケのリハ、私は帰ることに。
リージェンツ・パークに散歩に行った。
散歩をしている人が他にもたくさん。今日は平日だけど。いつ来てもこの公園は好き。
何か知らないけれど、桜のような梅のような花を発見。これって、今咲いてもいいのかな。これを見たら、春のための冬という気がしてきて、寒いのも悪くないと思えた。
家に着いて、練習を始めた。フランクフランク…。ちょっと焦りがマックスになろうとしている。文字だと焦りが伝わる気がしないので、余裕振ることができる。自分にとって何の意味もない。
夜、友達から、明日バレンボイムのコンサートに行かないか、と誘いが来た。今、ちょうどバレンボイムはロンドンで「ベートーヴェン・ピアノソナタ・ツィクルス(Zyklus:連続演奏会)」をやっている。明日はワルトシュタインが含まれるらしい。大好き。チケットはないので、2時間くらい前に並んで、当日券で入(はい)れると思う(入れない場合もあり)。
彼女は一緒に入学した友達で、今もロンドンに残っている。いつも演奏会に声をかけてくれるので、嬉しい。私を引きこもりにならないようにしてくれているのかも。別の日本人の友達もそんなことを言っていた。「カヲルが引きこもらないように食事に誘うからちゃんと来なさいよ!」と。みんな世話好きなんだなぁ。嬉しい限りである。
引きこもるほど傑作が多くなるね。君の場合。
ハッと我に帰り、夢中でピアノピアノピアノ。
やっぱり外から見たら弾きこもり??????