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2025/04/06 04:25 |
連動
6時起床。
とても嫌な味のするものを夢の中で食べて、本当に気が滅入ってしまったので、布団に入ったまま、ネットでお菓子を検索…(笑)何を作ろうかなー♪と考えているうちに、時間。気分は直った。

支度をして、家を出る。
9時から学校でレッスンがあった。
ここ数週間、自分の演奏が目に見えて(耳に聞こえて)変わってきて、自分もびっくり。先生もびっくり。どうした、何があった、と騒がれたけれど、思い当たるものがその理由に該当するかは分からない。ただ、音楽と指と腕と頭が、遂に連動を始めたらしい。わーい。
来週のトライアウトクラスで弾くこと、とのご命令を受け、レッスン終了。緊張するだろうなぁ。

11時過ぎに、一度帰宅。サンドイッチを作って食べて、次はヴァイオリン伴奏の練習。
運よく、眠くもならず(笑)、5時に再び学校へ向かう。

6時からヴァイオリンの子と合わせ。主にルトスラフスキの「スビト」。まさに、一小節ずつくらいに解体して、わーわー言いながら、やった。変拍子の上にそのかみ合わせ(応答)がまた大げさすぎるほど難しくて、これから合わせをする時は、いつも必ず弾こう、と2人で決意した。とにかく、あまり時間がない。

他の曲も含め、3時間ほどのリハーサルで、家に着いたのは10時すぎ。
長い一日だったけれど、よく考えたら、地下鉄での移動に3時間半くらい使っていることになる。ナルニアが大分進んだ。



夜、父と新型インフルエンザについて、スカイプで3分くらい話した。イギリス国内の感染者は現在、32人。その猛威は私の周りには届いてないけれど…。私の見る限り、新聞でもネットでも、「感染の疑い」は公にならず、「confirmed」だけが取り上げられる。日本は、その報道のせいか、不安を煽っているように見える…。予防は大事だけれど確信のない混乱を招きそうだな、と日本のニュースを見ていて思った。その点こちらは事務的というか、人を脅かさない淡々とした伝え方だと思う。偏見かな?特有ののんびりさ、だろうか。

国外では、「豚インフルエンザswine flu」とという名称を使わない働きがあるのだとか。宗教観、根拠のなさが理由らしい。
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2009/05/07 08:49 | Comments(1) | 音楽
書込

8時半起床。

日曜なので、少しのんびり。1時間半だけ練習した。今日も晴れ。でも朝と夜はやっぱりまだ寒くて、室内はレディエータをつけている。朝、妹から電話があって、久しぶりに少し話した。腰痛があると言っていたけれど、元気そうな声だったので、嬉しかった。

…洗濯機が壊れた。壊れたのか分からないけれど、排水ができず、まったく動く気配がない。「あらら」という感じ。近くにコインランドリーがあるので、生活に支障はない、と思う。明日はバンクホリディなので、火曜にまた不動産に連絡しないと。…うーん。

午後は外に出て、夜帰ってきた。

その後、ヴァイオリンのルトスラフスキの譜読みのため、また1時間半ほど練習した。小さな音で…。
図書館から借りた楽譜らしいのだけれど、面白い書き込みがたくさん。3+5+4などの変拍子を無視して4つずつで取っていたり、左手がmajor、右手がminorと書いてあったり、瞬時に読める音でも大きく「A#!」と書いてあったり、また拍子に関わらず、同じフレーズ全部で7つ、とあったり…とても参考になるし、皆の苦労が窺える(笑)。でも、合わせたらもっともっと大変だろうな。


明日は、日本から戻ってきたヴァイオリンの友達の家に、遊びに行く。彼女が1ヶ月帰っている間に、私は日本に行って戻ってきたので、会うのは久しぶり。楽しみ。

 


2009/05/04 07:42 | Comments(0) | 音楽
初合

8時半起床。今日は夕方から合わせがあるので、遅め。日本から戻って2週間たったけれど、とても長く感じる。日本に帰るまで、3ヶ月を切った!

窓から顔を出して、目を閉じて光合成。(笑)瞼がオレンジ色になって、綺麗。目を閉じた方が光がよく見えた。


本を読んで、支度をして、今日のための気合を入れて、10時半から練習。バラードはペダリングだけ確認して、今日はずっとヴァイオリン伴奏の練習。
友達の試験で弾くのは、ドボルザークの「ロマンティックな小品集」、シャミナデ=クライスラーの「セレナーデ・エスパニョール」、ルトスワフスキの「スビト」、グリーグの「ヴァイオリンソナタ2番」の4曲。ルトスワフスキの2台のパガニーニをやっていることもあり、その響きの延長でスビトの楽譜を開いたら意味が分からず、目が点になって、静かに閉じた。(笑)現代は、慣れるまでが大変。かみ合わせも難しそう、ということだけは分かった。
5時に終えて、学校へ向かう。

6時から9時半まで、3時間半の大リハーサル。彼女とは以前チャイコフスキーのトリオをランチタイム・コンサートで弾いたことがある。彼女の演奏は、本当にすごい。大好き。感嘆する。
初めての合わせということもあって、とにかく細かく小さく砕いて、彼女のやりたい音楽を必死に吸収して、どんなイメージにしたいのかを、掴もうと努力。数日の譜読みのせいもあって弾けないところはまったく弾けないのだけれど、何とか現代曲以外は、すべて合わせてみた。スビトはまた次回にしてもらった。

今後1ヶ月のレッスンと合わせの日を、大体組んだ。どうにかしてたくさんのソロたちと両立して、5月は彼女のファイナルに集中できるよう、頑張りたい。
自分の場合、一度では何も確信が持てないのは分かっているのに、初合わせが終わるとちょっと気が抜ける(安心する)傾向がある。なのでのち数日は踏ん張りどころかも。とにかくスビトの譜読みをしよう…。魂がどこかに持っていかれるような響きの曲。不協和音、ではないのだけれど。


夜10時半ころ、へとへとになって帰宅。ピアノにつきっきりだったけど、良い日だった。


2009/05/03 08:53 | Comments(0) | 音楽
境地

5時50分に、目覚まし時計で起きる。
支度をしている間、窓を開けていたけれど、本当に寒い。部屋がすぐに冷えてしまう。
7時半に家を出る。

9時から学校でレッスン。今日はバラードの1番を持っていってみた。
「自分を忘れること。音楽のことだけ考えること。」
言うのはとても簡単なのだけれど、実際、演奏において「自分を忘れる」ってどういうことだろう?今日はそういうことを勉強した。そこにある音、音楽、アートのことだけに集中すると、本当にいつの間にか「人格」はどこかに行ってしまうものなのだ。今日はそれが少しだけ体験できた。ふと集中が途切れると、もう元通りの薄い音楽になってしまう。深いふかーいところで、まだ理解がいたっていない、精神のコントロールがうまくいっていないことがよく分かった。何て面白いレッスンだろう、と思った。
そしてパスカル先生は、「improveした君たちによって、僕も教える者としてimproveしている。最近また新しい境地に至ることができたんだ。」と言われた。あんなに素晴らしい先生が、どうして、そう言えるだろう、と感動してしまった。あぁ、この先生に出会えて本当に良かったな、と確信した。言わなかったけれど。(笑)何かを返すことができるとしたら、それは自分の演奏に現すことだけ。

そんな劇的なレッスンが終わり、次の生徒が教室に入ったあと、携帯電話を譜面台に忘れたことに気づき、1時間待つことに。次の子もそんな劇的なレッスンを受けているに違いない!と思うとどうしても扉を開けて邪魔することができず…。(笑)本を読みながら扉の前で待っていた。


お昼に帰宅。
母とスカイプで電話をしたのち、急激な眠気が襲う。ここで負けていいのか…!?とかなり闘って、明日へつなげるため、やはりピアノの前に。ヴァイオリンの伴奏がたまっているから…、絶対今日やらないと困るから…、今寝たら後悔するから…と思って何とか3時間くらい頑張った。ドヴォルザークの譜読みは終了。
のち、くらくらして、何をやってももう無駄だと知って、とうとう30分の仮眠(笑)どうして人間は睡魔に勝てないんだろう。
夕方、再び外出。家に戻ったのは10時頃。
最近、考えること、やることが多くて、一日を生きるのに見合った体力が伴っていないような感じがする。うーん。


今日の新聞で、豚インフルエンザのロンドン感染者が初めて確認された、とあった。「The Tube is a perfect breeding ground for the virus.」とも書いてある。WHOもphase 5に引き上げと言っていたし、これからSARSのように大変になるのかなぁ。Wash and gargle.


2009/04/30 07:37 | Comments(0) | 音楽
魔法
一度6時半に起きて、本を読んで、また寝てしまった。布団から出なかったのがいけなかった…。
8時半起床。

10時から、練習。2台のパガニーニがはかどった。ルトスワフスキがパガニーニの「ラッララドシラミッ」を編曲したもので、かっこよすぎるのだけれど、とにかく難しいので(笑)丁寧にさらう。日本に帰った時に運命の相方(おいおい)と合わせたけれど、それよりずっとましになった。早く一緒に弾きたいなぁ♪

夕方6時まで、休憩やお昼や休憩や休憩などをはさんで、弾いていた。

7時半からは、ロイヤル・フェスティバル・ホールで、マルタ・アルゲリッチのピアノ!を聴きに。
ところが、普通に行けば30分で着くのに、地下鉄が一部severe delay (超遅延)で1時間以上かかってしまい、オケのメンバーがステージに入ると同時に、席に着いた。…息切れが続いて、運動不足を自覚(笑)

今日のプログラムは、オール・プロコフィエフで、指揮はシャルル・デュトワ、オケはロイヤル・フィルハーモニック・オーケストラ。
最初に「The Love for Three Oranges, Suite」。日本語は何かな。知っている曲もあったけれど、新鮮な感じがした。楽しい。というか、アルゲリッチを待つ期待で楽しかったのかもしれない。

そして、アルゲリッチ登場!会場で演奏を聴くのは、初めて。演奏前なのに、拍手が鳴り止まず…。
曲は、ピアノ協奏曲第3番。日本人の子たちの間では、通称「ハリーポッター」です(笑)
もう、音が、とてもしなやかで、クリアで、時には絶大にかっこよく、プロコフィエフならではの迫力も満点で、何よりも音楽がずーーーーーーーーーーーーーっと続いているような、そういう演奏だった。ピアノで遊んでいるようにも見えた。ピアニッシモの音が、弦と溶け合っているのによく耳に響いて、魔法かと思った。アルゲリッチ、素敵だ…。
3楽章の最後の音を弾ききったと同時に彼女は立ち上がり、指揮者のところにまっすぐ駆け寄って握手をしたのがとても印象的だった。
しかも、アンコールを2曲も弾いてくれて、本当に最高のひと時だった。
スタンディングと拍手がやはりとまらず、最後にリーダーが席を立ち、休憩となった。

すっごく感動して頭いっぱいだったのだけれど、休憩をはさんで、最後は、「Romeo and Juliet, Suite arr. Dutoit」。実は原曲を把握している訳ではないので、どこがデュトワのアレンジだったのか分からなかったのだけれど、プロコフィエフが好きになった。
一緒にコンサートに行ったヴァイオリンの友達から、ファイナル・イグザムの伴奏を頼まれ、楽譜を受け取る。本番は6月初旬。明日から早々に譜読みを開始する予定。頑張らないと。でも楽しみ。


昼間はずっと雨が降っていたけれど、夜にはやんで、三日月が綺麗だった。

2009/04/28 08:05 | Comments(3) | 音楽

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