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2025/04/18 21:26 |
音感

9時起床。定番になりつつある。朝から夕暮れのような天気。
DSC04288.JPG
だんだん冷え込んで、ロンドンの冬らしくなってきた。

午前中は部屋の片付けを少しして、練習も少し。できれば明日のレッスンにリスト伝説の暗譜を間に合わせたい。半分くらいできた。と余裕そうな表現だけれど、実は四苦八苦でがむしゃらで無我夢中のさなかである。
友達が一時帰国で帰る日だったので、11時ころ出てパディントン駅まで送っていった。家族も友達も、ロンドンに来て帰る時の、あの「じゃあね」と手を振る時の悲しさと言ったらない。「じゃーねまた明日ねー」のノリで手は振れない。ただ少しだけ悲しい。涙も出ないし別れのあいさつを長々することもないけれど、何だろうあれは。まだわからない。

家に戻ってまた練習のつづき。
私にとって、音で曲を覚えるのはほぼ不可能と言ってよい。絶対音感(Perfect pitch)を持っていないからだ。持っている人によれば、絶対音感は暗譜に役に立っている、という。特に和声的でない現代曲などがそうらしい。ふうん。はっきり言って、ピアノを弾くことにおいて、持っていなくて困ったことは特にない。初見のテストや視唱だと、多少困難ではある(大学入試の視唱で、別の調で終わってしまったのは自分の笑い話)。あったらいいな、ドラえもんがいたらいいな(ちょっと違う)、くらいの軽い気持ちである。
ということで、私の暗譜方法は、とにかく構造で覚える、ということ。もちろんメロディーくらいはいいけれど、調やコード、3声なら1ラインずつ、大きなまとまりで掴んでいく感じ。あとは、楽譜をそのまま、写真に撮ったように頭に写すこと。これはあまり混雑してない音符ならとてもいい方法だ、と思っている。

今日はパスカル先生のトライアウトクラスがあるので、5時半にまた家を出る。今日は外出が多い。皆弾き終わって1時間くらい経った時に、急に、私が伴奏をしているベートーヴェン協奏曲のソリストが弾く、と言い出した。今日、弾く日だったっけ…。1週間合わせもしてないじゃん…。と思いつつ、セカンドピアノの前に座って弾いた。何とかなったけど、ちゃんと練習しておけばよかったと後悔。不意打ちもたまには良いものだ。

家に帰って、残りもののご飯を温めて食べて、また機織りと化したピアノに向かう。最後の伝説(映画のタイトルみたい)、暗譜の仕上げ。コードで覚えたら意外にすんなり終わった。わーい暗譜終了。明日のレッスンに持っていこう。

関係ないけれど、私の外出のお供。
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大嫌いなピンク(笑)でもとても役に立っている。
中身はいつも紅茶。おいしい。
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2008/01/30 08:40 | Comments(0) | 音楽

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