きのうは、何もしない一日だった上にブログの更新まで忘れた。そんな日も。
今日は、9時半起床。とてもよく晴れた一日だった。
気温も少し上がっていたみたい。早く春にならないかな。
練習していて、譜面台の横の、楽譜の山を見つめてふと我に返る。「もしやこれは大変な量なのでは?」と…(笑)こういうのって、普段はあまり目に入っていなくて、たまーにいきなり実感してしまったりする。何をいつ演奏するのかを順に考えて、これはまだ大丈夫、これはもうすぐ、と左と右に分ける。そんなことを実は1週間に一回くらいしている。たまに、アンサンブルとソロに分けたりするけれど、ソロ、少ない…。リサイタルもやりたいんだけど…。
で、さらに、最近あまり触れていなかった、ベートーヴェンのトリオの楽譜を開けて、さらに実感。「これは大変なのでは?」。大曲なのは知っていたけれど、読めば読むほど。そして、ネットで録音を聴いてみる。
すごく幸せになった。曲想もそうだけど、「トリオ」の響きがイイ!チャイコフスキーのトリオを思い出した。そうそう、ピアノとヴァイオリンとチェロが一緒になると、こういう音ー!という懐かしさ。時間がある時は、ない。ない時は、意外にある。今は時間がある時なので、ないと思って頑張って譜読みしようと思う。意味不明。
あとは、ソロや他のアンサンブル曲の練習。
夕方、ヴァイオリンの友達が合わせのために、私の家へ。
モーツァルトのコンチェルトと、ブラームスのソナタ3番1楽章。モーツァルトは、けっこうしっかりやった。彼女とは何度もこの曲をやっているので、息は大体、合う。でも、モーツァルト特有の軽快さや音色、テンポ感はいつでも課題。ブラームスは、熱いし厚い。(私が)音が拾えてないところはあるけれど、一応、inTで。空中でヴァイオリンとピアノの音がDNAみたいに絡まっているのを連想(笑)モーツァルトは、来週の合わせののち、録音。
久しぶりにしっかりアンサンブルをやった感じで、本当に楽しかった。友達は、9時ころ帰宅。
今日はずっとピアノの前にいた。
ポスター(妄想内)を描きたいので、その友達に、ヴァイオリンを弾いている手の写真を撮らせてもらった。非日常的なポスチャと美しい曲線でできた木の楽器。絵になる要素がいっぱい。描くのは手だけだけど。
あと、ピアノの中を見て時々思う。弦ってものすごい力で張られていて、よく考えたらすごい楽器だな、と。低音の弦が切れると、轟くような爆発音がする、と友達から聞いた。ありえる…。
換気のために窓を開けていた。ほんの少ししか離れていなかったのに、部屋に戻ったら、壁に一匹、上から垂れ下がって一匹、蜘蛛が入ってきていた。…速っ!さっそく捕まえて外に出した。蜘蛛は何も悪さをしないので、良い。でも、100円玉(または10ペンス硬貨)くらいあると存在感があるので、わざと入ってきたに違いない、と疑うくらいはする。そうやって、遊んでいる。