夜7時ころ、家に戻ってきた。
きのう、友達の作ってくれたポトフはとてもおいしかった。そして、朝の5時くらいまで、友達と話す、話す、話す。朝を告げる鳥が鳴いていた。話している間にすることと言えば、ケトルでお湯を沸かしてひたすら紅茶を飲むくらい(笑)私も彼女も普段はまったくお酒は飲まないけれど、「お酒じゃなくて紅茶だけで話せるね」と冗談を言う。
その後、5時間くらい睡眠を取って、また、夕方まで話す、話す、話す(笑)何がどこからそんなに溢れ出ているのか知らないけれど、頭に常に言葉や感覚があるように、トピックもいつでもそこに転がっている。そして彼女はひとつの答えを出した。清清しい感じに見えたので、よかったと思う。
今度、モーツァルトのVnコンチェルト5番と、ブラームスのVnソナタ3番を、彼女の録音のため、伴奏をやることになった。ブラームスのチェロとヴァイオリン両方を同時に勉強できるなんて、幸せ。
そう、先生から突然電話があって、出てみると、「今、君と同じ出身の日本人の子のレッスンをやっているから、ちょっと話してみる?」と言われて、電話をかわってもらい、その子と話した。電話はパリからだった。先生が日本の土地の固有名詞を覚えていてくださっただけでとても嬉しかったのだけれど、私に知らせるために電話をくださったことはもっと嬉しかった。その子は同い年で、私の高校までのピアノの先生も知っていた。ローカル感ばっちりだった(笑)パリは2年目だと言う。素敵な出会いがあった。レッスンの途中だったらしいので、急いで連絡先だけ聞いて、さよならした。また、楽しくなりそう。
よって、今日はピアノにまったく触っていなかったので、明日は日曜だけれど、少し長く弾かせてもらおう…。
『日本語の使用ミス』
話していて、日本語がおかしくなる時がたまにあった。特に、私の発言:
「心ない一言」なのに、「心もとない一言」
には2人とも爆笑だった。「弱くなってるじゃん。」