きのうは、学生でもないのに、学校に8時間いた。ヴァイオリンの合わせと、彼女のレッスンと、トライアウトクラス。頭が混乱した。まだまだ発展させて、頑張る時期。なので…頑張ります。(笑)
今日は、これから練習をして、きのうのレッスンの復習の合わせが、2時から学校で。
蜂が花の密を集める様子を朝いつもぼやっと眺めているのだけれど、雨の日も、風の日も、頑張っている。
ということで、蜂の視点になってみた。
目の前に碧い花があって、水滴がちょっと邪魔で、黄色い花粉をつけて、密はどこかな、と探す。無かったら、少し飛んで別の花に移る。たぶん飛ぶ時は自分の羽の振動が体に伝わっている。風で触覚も揺れるのも分かる。「あ、帰らなきゃ」と思ってぱーーーっと速度を早めて空気を切る。やー、いいなーー。飛びたい。
っていうか超ヒト目線。どこまでも客観的になれない。(笑)
8時半起床。…だけど、今日は本当に、ほとんど何もしなかった。練習も3時間くらいで、今やっている曲のどの曲にも触らずに、何故か新しい曲の譜読みに熱中。明日はヴァイオリンのレッスンなのにーっ!
本を読んだり、音楽を聴いたり。BBC(英国放送協会)のHPの「iPlayer」で、BBCで放送されたテレビ・プログラム(ニュースの他にも、エンタテインメント系、ラジオなど)が放送直後2週間くらい無料で見られることを友達が教えてくれたので、それを見ていたりした。これは便利。もっと早く知れたら良かった。実際テレビが無くて困ったことはただの一度もないけれど。もちろん会員登録なども必要なし。ブリティッシュ英語のリスニングの訓練にもいいかも。
BBCのHP↓
http://www.bbc.co.uk/
ぽかーんとしすぎて反省した一日でした。
明日は、家賃を払いに行って、ヴァイオリンの合わせと、レッスンと、夜はトライアウトクラスでまたバラードの4番を弾く。今日とすごい違い、の予定…。(笑)
夕方5時半から、ヴァイオリンの合わせ。11時前に帰宅。
学校内をふらふらしていたら、ファイナル・イグザムを控えている学生2人(友達)に会った。この時期、お願いすることと言えば、一つ。
「Have you got time this week for me....? Can you be kind enough to listen to my pieces for exam...」
試験を抱えている他の人には頼みづらいよね。(笑)もちろんOKして、日程は後日。私が2年前に試験があった時も、当時の友達に聞いてもらってとても良い助けになったので、「あ、私の番だ。」という感じ。一人はたぶん明日、一人は金曜。他にまだ来るかな?(笑)
レッスンの復習も含めて、4曲すべて。今日は特にグリーグソナタ、ルトスラフスキのスビトが変化した。にゃー!楽しい。
スビトはまだレッスンを受けていないのだけれど、二人で、この曲が持つ雰囲気を話した。変拍子、掛け合い、無調という難しさはさて置いて。(笑)影絵で、白黒だけどハラハラドキドキの劇の後に、ライトが消えて真っ暗になる感じ、弱肉強食の世界で、ものすごいチェイシングののち、喉笛をがぶっと噛まれて事切れる感じ、とか怖いのばっかり出したら、でもヴァイオリニストもまったく賛成だったので、安心した。(笑)実のところ、曲の背景はよく知らない。でも、二人の絵が一致することで、とりあえずどんどんはかどった。面白い。
ドヴォルザークの「ロマンチックな小品集」も、まだレッスンを受けていなくて、これからが成長の時、かな。
帰りの電車で、スビトの楽譜を開いて、とにかくリズムの復習をしていた。片足でビート、左手と右手はそれぞれのパート、口の中ではヴァイオリンのパートを取る。全部重ならないので、私も、まるでナンチャッテドラム状態でした。(笑)
よい一日だった。今日は、歩行が困難なくらい風が強かった。風鈴もこれじゃ飛ばされちゃうな、と思った。
最近、頭痛になっていないことを思い出した。最後は、いつだったかな?振ってしまった炭酸飲料のボトルの蓋を慌てて閉めて押し戻すように、気配を感じたら「寝ることを最優先」にしている。いいかも。
きのうは、練習をしたいだけした後、ヴァイオリンとの合わせののち、彼女のレッスンへ。
久しぶりにリチャード・ディーキン先生にお会いした(以前別のヴァイオリンの子のレッスンに何回か行ったことがある)けれど、また、とてもよいレッスンを受けることができた。初めて2人で、グリーグとシャミナデを持っていく。
すごく音楽的でパワフルで温かくて、大好きな先生。また音楽の幅が広がったし、新しいアイディアもたくさんもらうことができて、本当に感激。
11時に帰宅し、疲れて就寝。
今日は、9時起床。有限のパワーは、もう切れかけている…(笑)
久しぶりに何もない日で、ピアノに触らなかった。本を読んでのんびりして、11時半に外出。
最近風が強くて、窓を開けていたら、突然風鈴の音が頭に鳴って、それを聞きたくなって、まずはジャパンセンターへ直行。(笑)もちろん、無かった。「夏に入りますねー」と言われて、しゅん。三越(MITSUKOSHI)にも行ったけれど、「ジャパンセンターにあるかもしれませんね」と言われて、「行きました。」と。夏に日本で聞こう。
今日の外出のメイン、ナショナル・ギャラリーへ。
きゃー。大好き。フリーだし。トラファルガー・スクエア(写真右)にはこんなに人がたくさん。
さっそく中に入って絵を見ていると…。「エクスキューズ・ミー。ワット・ドゥー・ユー…」と声をかけられると同時に、その人の顔を見たら。
あ。
去年の9月7日にこのギャラリーに来て(ブログ内検索した・笑)、私に同じように声をかけた人とまったくの同一人物だった。おかしなこともある…。笑いそうになった。
「私、貴方に会ったことありますよ。しかもここで。絵の説明とかしてくれました。ロイヤーになりたいって言っていた人ですよね?」とまくしたててしまった。
擬音が聞こえるくらい、その人の顔が「かちーーん…」と固まっていた。失礼だと思ったけれど、耐えられなくて、笑顔でごまかした。名前は耳で聞くより字を見ないと覚えられないけれど、顔なら絶対に忘れない。一度会ったら覚えている。
「あーあー、そうだったかな?えっと…あー、そうそう、僕ロイヤーになることになったよ。はは。いやー、宗教画って僕は好きじゃないなぁ。うー…、じゃあ、今日は良い一日を!」
と言って、即座に去っていった。どうしたんだろう。
ということで、再開終了。(笑)もう無いと思う。
夕方までずっと、絵を見ていた。本当に楽しかったし、絵についていろんなことを考えた。ピカソ展もやっていたけれど、絵については、よく分からない。ルノワールのふわふわしたタッチがとても好き。ピカソもルノワールもゴッホもモネもターナーもどの人もそうだけれど、(その人生の)初期から後期の絵を比べると、大体、違う。タッチも色合いも題材も。どんどん進化を続けていたんだ。自分も頑張ろう(おこがましい?)と思った。
小さいマーケットをやっていたので、立ち寄った。エジプト人の店員がすっごい流暢な日本語で語りかける。ロンドンに20年、日本には2週間しかいなかったのに、とにかく上手なので理由を聞くと、日本にヤマモトさんという友達がいて、連絡を取っているからだ、と言う。…ってそれだけっ?!この会話は全部日本語だった。
お昼にマックに入って、アジア人の店員に「ニーハオ」と言われたので「ニーハオ」と返したら、「あ、ごめんなさい、中国人じゃないんですね」と言われた。2文字で分かるんだ…。隣りの暇そうなイギリス人店員に、「じゃあ日本語では何て言うの?」と聞かれ、「ko n ni chi wa」と言うと、すっごいリピートしていた。(笑)
ギャラリーにふらふら向かっていたら、道の向こう岸から、お昼休みらしき人が「僕のお昼ご飯、持ってない?」と叫んだので、「持ってません」と真面目に答えたら、「あはは冗談さっ」と。
女性も男性も、とにかく人に声をかけるのを躊躇しない。日本(自分が育った国しか例を挙げられない)とのこの違いは、かなり大きいと思う。今日はそれを実感した一日だった。
風鈴の音は、まだ頭で鳴っている。あの軽くて澄んだ音色。絶対的な存在感の音なのに、主張しないでそれを風だけに任せる、さりげない感じ。あー。いいなー。ふわーっと逃避。
リチャージ!