8時起床。結局、さらに今日一日、頭痛が取れなかった。でも生活に支障はない。
支度をして、窓を開けてコーヒーを。そしたら、窓際に、タチコマみたいに質量のある、大きくて茶色い蜘蛛が死んでいた。こんなに近くにいたのに私はなぜ、この大きな蜘蛛の生きているところに会えなかったんだろう、とちょっとだけ思った。
午前中から午後まで、絵を描いたり、必要なメールをしたり。いろんなことに時間がかかる。
午後に父と少しだけスカイプ。遂に、コンクールの日程が間違っていたこと(ぷ)を告白した。ちょっと緊張した。
あと、日本にいる、2台ピアノのベスト・フレンドとスカイプ。私が彼女の味方ということは、ある時、彼女も私の味方だ。そう思った。ありがとう。がんばれ。
その後、出かけた。今日はロイヤル・カレッジ・オブ・アートにいる友達の卒展(何ていうのかな?卒業制作・作品のプライベート・ビュー)に。彼女はイラストレーションを専攻していて、絵本やキャラクタ・デザインなどを勉強している。作品のコンセプトとか経緯などをいろいろ詳しく教えてもらって、とても刺激的で楽しい時間だった。他の科のテクスタイル(織物)やシティ・デザイン、グラフィック、写真などの作品を見てかなり満喫。何だかとても楽しそう…。
7時半に、ラッセル・スクエアで友達(日本人6人)と待ち合わせ。再び「乙女会」状態。(笑)今日は、私の前倒しバースデイ&お別れ会を彼らが企画してくれた。本当にありがとう。嬉しいです。日本食を満喫した後…、ケーキが運ばれてきた。友達の一人が作ってきて、持ってきてくれたらしい。
素晴らしいっ!天才的。とても美味しかった。このケーキが一番、美味しかった。そして、カードをくれた。もう、泣きそうだった。泣かなかった。
実は、このレストランで持ち込みケーキを食べるのは3回目…。過去2回は、他のメンバーのバースデイだった。さすがに覚えられてるかも。
別れ際に、「もうロンドンで会うことはないんだね。元気でね。」と言ってハグをしたら、やっぱり泣きそうになって、もう、本当にいやだった。別れが悲しいなんて、誰が決めたんだろう。いつそんなことを覚えたんだろう。いつでも会おうと思えば会えるのに。東京でもイギリスでも、会う機会はきっとある。一緒に住んでいた子、去年卒試を伴奏した子、今年卒試を伴奏した子、同じ門下の子、今年出会った、実は日本でも会っていたはずの子。私の1年をいつも楽しくしてくれた大切な人たち。
この環境は、私にとってだけ、もうすぐ消える。
でも、新しいこともたくさん、待っている。
「会うのはこれで最後。」と覚悟してその人に会えば、絶対に後悔しないと思っていた。ここ数年、ずっとそう思っていた。でも、実際は全然、そうじゃない。
チャンスの問題、ではないみたい。
明日は、フランスに行く準備をして、チラシ原案を完成させて、サマー・コースのタイムテーブルを作って先生に送り、チラシのためのプロフィールを書き、夕方、友達がお茶をしに家に。ピアノ、練習しなきゃ…。(笑)
がんばります!
きのう、学校での最後のレッスンが終わった。
という感慨も何もなく、撃沈した。バラードの3番を初めて持っていったのだけれど、弾き通した後の先生の一言。
「It wasn't so great.」
……。はあ。(笑)もうー、いつも振り出しに戻る感じがして、とても嫌だった。うぅ。気を取り直して、みっちり
レッスンを受ける。いつも、いつでも、戒めるような気分。確実に一歩ずつ進んでいるけれど、足元にはいつもスタートライン。電車の線路のように。
その後、友達とキャンティーンでお茶。この間の「P&P(Pride and Prejudice)乙女会」の話で盛り上がった。男性はあの映画を観ても、もしかしたら面白くもなんともないのでは、という怪訝がよぎった。そうかも…。(笑)
今日は1時に友達と待ち合わせをして、サンドイッチを持ってリージェンツ・パークでランチ。今日はとても暖かくて雲もなく、青い空が広がって風は冷たくて、とても気持ちのよい日だった。芝生に寝転がって、のんびり。周りにも人がたくさんいたのだけれど、ビキニを着た女性が肌を焼いていたり、上半身何も着ていない男性が本を読んでいたり。これって、日本だったら質問受けそうだよね、と話していた。いろいろ、違うんだ。
3時から、パスカル先生と門下生のスモール・パーティがあった。いつも一年の終わりには必ずやるのだけれど、今日も、ジュースやスナック、ワインなどを持ち寄って、いつもレッスンを受ける教室で皆が集まった。輪になって、今後の予定などを一人ずつ話して、私は皆にお別れのあいさつをして、卒業おめでとうとか、来年も頑張ってねとか、キープインタッチとか。南アフリカ、カザフスタン、中国、日本、イギリス、スペイン、フランス。多国。パスカル先生がアカデミーに来られてから3年間、私はずっとそこにいたけれど、皆に会えたことがとても嬉しい。先生、最後に一言。
「Don't forget me!」
例えば20年後に、昔の生徒に「先生~お久しぶりです~!」と言われるのが夢なのだとか。果たしましょう、その役割。(笑)
明日は午前中にやらなければならないことを全部終わらせて、午後はTATE 「MODERN」の方に行く予定。イタリア「未来派」の特別展をやっている。
きのうのお泊り鑑賞会は、とても楽しかった。『高慢と偏見』は、約5時間のコスチューム・ドラマ。日本語だと…知らないけど、昔の服を着たりして、時代劇のようなものかな。英語も古い表現が多かった。
「Capital, capital.」=「よろしい、よいよい、うむ、立派である。」とか。今は誰も言わない。旦那さんを「Mr.○○」、妻を「Ms.○○」と呼んだり(これはナルニア国1のビーバー夫妻も言っていたかも)、レディは絶対に「What?」と聞き返したりせず、「Beg your pardon, sir?」である。(笑)old&gentleな英語を聞き直す点でも、コスチューム・ドラマは勉強になる。まあ時代劇で「拙者は至らぬ者ゆえ、かたじけない。」と同じようなものだけれど。
観終わった後に、もう一回観たいと思った。
午後に帰ってきて、練習。ショパン・バラード3番の暗譜が終わった。ということで、2番にも真剣になってみようと思い立ったところ。そしたら全曲完成だ…。
今日(日曜)は午後から出かけていて、夕方、少しだけ練習。明日はレッスンがある。3番を持っていく予定。
夜は、次回の演奏会のチラシを描いていた。あと、色を塗ってスキャンしたらある程度完成。明日には終わるかも。
日曜日を数えたら、あとそんなにないことに気がついた。わ。
あっという間の6日間だった。たくさん話したし、結婚の話ももちろん出たし(笑)、日本の生活で音楽とどう向き合っていくかも、いろいろ。会えて本当に良かった。今度は日本で、と約束して。
彼女が帰った後に、部屋ががらんとなってちょっとさびしかった。けれど、今はもう普通。(笑)
今日はこれから練習をして、午後はTATE Britainに行く予定。たくさんの絵画を見てくる。サマーコースはもう来週だし、(自分にとっての)時間が押し始める時期…。