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2025/04/22 19:46 |
占師
普段怠惰な生活を送っているので、早起きは本当に苦労します。反省…。

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日本から持ってきた、東京のころからの愛用の目覚まし時計。4年前にこれをスーツケースに積めるのを父が見て、「そんなもの持っていくのか」と言われたのを覚えている。キキのラジオみたい。
私は、この音が大っっっ嫌いだ。見て分かるとおり、ベルだから本当にけたたましく、うるさい。生命の危険を感じるような音だ。だから、使っている。携帯電話のような電子音では平和すぎて起きられない。鳴った後、「眠たい」とか「うるさい」とか思っている場合ではなくて、寝起きとは思えないような俊敏な動きで本能が止める。私の本当の朝は、こういう戦いです。

そして7時起床(7時かよとか言わないでくださいまし)。支度をして、8時に家を出る。
9時からレッスンだった。「君、先週にあれだけ落ち込んだから、何か音楽が変わったよ。とてもよくなった。」と言われた。わーい。確かに先週はひどく不安定で最悪、レッスンもぼろぼろでできない状態だった。腕も痛くて弾けなかった。その反動かは分からないけれど、何かが変わったらしい。先生も、先週のことは全然怒らずに、「It is Life.」とだけおっしゃってくださった。ありがたかった。詳しいレッスンを受けることができた。そして、練習方法がまた一つ確立した。うふふ。


10時に終わり、ベーカー・ストリートのお店に少し寄った後、オックスフォード・ストリートに行くため、バスに乗った。そこでちょっと変わった出来事があった。

次の停留所で乗ってきたおじさんが、脇目も降らずに私の隣の席に直行し、座ったと思ったら、私の右手をいきなり掴んで、手の平を凝視している。あいさつもなしに、他人への壁が著しく低いおじさんである。とりあえずうわーっと思って、「何してるんですか?」と言ったら、しきりに、「トゥー、チャイルド、トゥー、チャイルド。」とお腹を差しながら言う。アラブかインド系の人に見えたけれど、英語があまりできないのかもしれない。「私が将来2人の子供を持つってことですか」と聞くと、「イエス、イエス」。関わった方がいいのか、ここは、「知らないおじさんが手を掴んでいるという状況は社会的に良くはない」という素振りを見せるべきなのか、迷った。すると続いて、「ユー、グッド、ボーイフレンド、レイター。」「アー。オーケイ。バイ。」最後おじさんは、親指を上に上げてGoodのサインをしていた。
降りる場所なので、おじさんを残して降りたけれど、ちょっと後悔した。もっと話してもよかったのかな。私も他人への防御率はあまり高くないのでこういうことになってしまうのだけれど、話したら面白かったかも。でも、やっぱり知らない人は良くないなと、つかの間、葛藤してみた。

違うことで突っ込むけれど、人生に影響を与えないことを何度も言われても、あまり感慨がないというか…。子供が一人でも二人でもいなくてもかまわないし(おじさんの占いに因らない)、素敵な人がいてもいなくても、現われるし現われない。それより、明日雨が降って困ることになるから必ず傘を持ちなさいとか、バッグの紐があさって切れるから補強しておきなさいとかの方が信用できたりして…(笑)とにかくおじさんが手相の占い師とは思えないけれど、初めての体験だった。

オックスフォードを歩いて、KFCでお昼ご飯を食べて、バスで帰宅。
昼間は妹とスカイプ。夕方は休みながらピアノを少し弾いて、のんびり。眠らないように気をつけていた。これで眠ったらすべてが台無しなのだー。
夜は、炒飯とスープを作った。料理をアップするのは久しぶり。
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美味しくいただきました。
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2009/03/19 08:51 | Comments(0) | 外出
日差

きのうは、頭痛で書けなかった。明らかに練習のしすぎだった。同じ体勢でいると血のめぐりが悪くなるみたい。気をつけよう。

今日は、間違い探しのように、きのうと同じ良い天気だった。気温も10度くらいに上がった。夜はまだ寒いけれど…。春だ、春だ!

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両方ともきのうの写真。でも今日もこんな感じだった。リビングルームにも日が差し込んでいた。こんなにいい天気だったら練習したくなるでしょ…。「公園に行きたくなるでしょ」というアイディアはあまり無い。…運動しなきゃ。

今日は、また練習。アンサンブルの曲たちと、ショパンバラードの1、3、4番。2番はまだ食わず嫌い…。
5時に、トライアウトクラスのため、学校へ行く。明るい。コートは着ていたけれど、マフラーはちょっと暑かった。次の次の日曜に、サマータイムに入る。そこから本格的な春なのだ。まだこれくらいで嬉しがってはいけない、と自制。


今日のトライアウトは、すごい人数だった。来週、コンチェルト・イグザムが始まるため。自分が受けたのはもう2年前。早いなぁ。
シューマン、ラフマニノフ、グリーグ、ラヴェル、プロコフィエフ、ラヴェル、ラヴェル。7人のうち、5人の伴奏者が同じ人。2年前の私の伴奏もしてくれた人。すごい…。ソリストたちもすごいけれど、まずそのアカンパニストに賛辞かも(笑)その間に、学部1年生も2人エチュードを弾いた。

みんな、必死。学生を見ていると自分が思い出されて、息がつまりそう(笑)どの人も個性が強くて、とても良かった。来週の試験期間は、できる限りたくさんの演奏を聴くつもり。聴いたり見たりしていると、何となく、ピアノの弾き方が分かってくる気がする。音楽はもちろんだけれど、指の使い方、和音のならし方、腕の使い方など、とにかく勉強になる。あと、オケ版の伴奏も聞き逃さない。アンサンブルとしてのバランスなども、研究、研究。

9時半ころ、家に着く。
明日は朝の9時からレッスン。う。


『サマータイム』
もうイギリスに7年近くらいいる友達に、「サマータイムっていつからだっけ?」と聞いたら、「え、まだでしょ、6月くらいじゃなかった?」と言う。聞いておいて何だけどちょっと疑わしかったので調べたら、もう来週だった。何回時計変えてるんですかアナタ…(笑)1年に2回ほどでは、忘れてしまうものかな。ちなみにアメリカはもうサマータイムに入ったらしい。春の訪れは、家中の時計を1時間早めることで、目視できる。


2009/03/18 09:26 | Comments(0) | 音楽
平凡
きのうは…、練習して、友達と勉強会をして、学校でまた練習して、夜9時からの友達の誕生パーティに行った。最近、誕生日によく遭遇する。夜遅くなったので更新できなかった。


今日は、のんびり過ごした一日だった。遅く起きて、少しだけ練習をして、1時に外出。友達とお茶をした。たくさん話して、たくさん考えた。
あとは、オックスフォードを歩いて、お土産などを少し見る。4月に日本に帰るので、何がいいか迷っているところ。ロンドンって…、何があるんだろう。もうすぐ帰る、という心で見ると少し違った風に見えるけれど、でも、あまり新しい発見はできず…(笑)

明日は、冷凍庫の氷(周りについてる、霜?)を解凍できたらいいなと思う。冷蔵庫の電源を切らないとだめなのかな?誰か、方法知っていたら教えてください!あとは庭をできたら少し掃除して、家賃を払って、練習、かな。

今日は本当に穏やかな一日だった。でも少し新しい発見ができたので、嬉しい。また明日。


2009/03/16 09:11 | Comments(1) | 外出
裏声
遅く起きた。早起きはしばらく無理そう…。
日課、コーヒーを淹れる。いい香り。それを飲みながら、森山直太朗の「さくら」を聴く。春よ来い、も聴く。春を待ち焦がれてばかり。でも花粉症の人はちょっと大変かなぁ。体感温度で、「あ、今日はあたたかい」と最初に思う、その日が大好き。早く来ないかなー。

昼間、ずっと練習していた。トリオと、2台と、デュオと、あとチャイコフスキー・コンチェルト伴奏など。

6時からインペリアル・カレッジで合わせなので、5時頃家を出る。7時まで。大体感覚がつかめたようなので、良かったと思う。
そして…、その後、お礼として、また食事をごちそうになってしまった。2日連続…(笑)

youtubeを見ていて、どこから検索がつながったのか、「ヨーデル」にはまってしまった。すごい。どうやってるのか分からない。サウンド・オブ・ミュージックの映画でヨーデルを使った曲があって、小さい頃真似して遊んでいた。そして、何がいいかというと、すっごく楽しい気分になる!とてもチアフルで、音楽が生きていて、楽しい。今日はそんな夜でした。

2009/03/14 09:42 | Comments(0) | 未選択
浄夜
10時起床(笑)よく寝た。心身ともに完全復活です。

昼間、妹とスカイプ。今日は旦那さん(前から知っているのでちょっと違和感…)の誕生日だったらしく、彼もそこにいて、とても微笑ましい光景を見せてもらった。妹はたくさん料理を作って、最後にはケーキがあって、ろうそくに火をともすのももちろんちゃんとカメラで見れるので、一緒にハッピー・バースデイを歌って、ロンドンからお祝いした。うーん、何か良いなあ。

夕方ピアノを練習して、外出。6時にエンバンクメントでVnの友達と待ち合わせ。今日はロイヤル・フェスティバル・ホールでコンサートがある。
その前にレストランで食事をしたのだけれど、彼女にごちそうになった。モーツァルトとブラームスの伴奏のお礼だという。モーツァルトはともかく、ブラームスは心残りがある…。でも嬉しかった。

フェスティバル・ホールはテムズ川沿いにあって夜景が本当に綺麗。
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エンバンクメント駅から橋を渡る。 奥にはセント・ポール大聖堂が。


DSC06530.JPG  DSC06534.JPG
そして渡りきったところにホールがある。見慣れた景色だけれど、日本に戻ったら見られないのか、と思う。でも、どの景色もその場所でしか見れないのは当然か…。

今日は、シェーンベルクの「浄夜」と、ツェムリンスキーの「抒情交響曲(Liric Symphony)」。
会場に入る前にスタッフにチケットを見せるのだけれど、何と、空席があるとのことで、たぶん2番目くらいに良い席と交換してくれた!8ポンドで買ったチケットなのに(笑)日本じゃちょっとありえないかな。
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ということで、もっとも遠い後ろの壁の席から、こんなに近くに♪
「浄夜」が素晴らしかった。ストリングだけって、何か、全然響きが違う。不思議な雰囲気をかもし出していた。曲のせいかも。基になっている詩を読んでいたので、なおさら景色(背景)が頭に浮かんで、すっごく楽しんだ。この曲がライヴで聴けるなんてきっと滅多にないと思う。コンサート・マスター(イギリス英語ではリーダー)とヴィオラ、チェロのトップの音色がとても甘美で圧倒された。シェーンベルク、美しかったです。
「抒情~」は作曲家も含めまったく知識がなかったけれど、ソプラノとバリトンのシンガーがやっぱり良くて、構成も面白かった。でもドイツ語の歌詞がまったく理解不能で、それが悔やまれた(笑)それと、ホルンの一人が格段に良い音を出していて、かなりびっくりした。どこから鳴ってるんだろう、とステージを見回したほどの透き通る音。きゃー。

良いコンサートだった。エネルギーをたくさんもらった。

明日は、急遽頼まれた、チャイコフスキーのピアノコンチェルトの伴奏をする予定。ただの練習らしいので、一度きり。明日譜読みをする。元気が出て元に戻ったので、洪水後の掃除もちゃんとしたい…(笑)

2009/03/13 08:51 | Comments(0) | 音楽

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