8時半起床。
日曜なので、少しのんびり。1時間半だけ練習した。今日も晴れ。でも朝と夜はやっぱりまだ寒くて、室内はレディエータをつけている。朝、妹から電話があって、久しぶりに少し話した。腰痛があると言っていたけれど、元気そうな声だったので、嬉しかった。
…洗濯機が壊れた。壊れたのか分からないけれど、排水ができず、まったく動く気配がない。「あらら」という感じ。近くにコインランドリーがあるので、生活に支障はない、と思う。明日はバンクホリディなので、火曜にまた不動産に連絡しないと。…うーん。
午後は外に出て、夜帰ってきた。
その後、ヴァイオリンのルトスラフスキの譜読みのため、また1時間半ほど練習した。小さな音で…。
図書館から借りた楽譜らしいのだけれど、面白い書き込みがたくさん。3+5+4などの変拍子を無視して4つずつで取っていたり、左手がmajor、右手がminorと書いてあったり、瞬時に読める音でも大きく「A#!」と書いてあったり、また拍子に関わらず、同じフレーズ全部で7つ、とあったり…とても参考になるし、皆の苦労が窺える(笑)。でも、合わせたらもっともっと大変だろうな。
明日は、日本から戻ってきたヴァイオリンの友達の家に、遊びに行く。彼女が1ヶ月帰っている間に、私は日本に行って戻ってきたので、会うのは久しぶり。楽しみ。
8時半起床。今日は夕方から合わせがあるので、遅め。日本から戻って2週間たったけれど、とても長く感じる。日本に帰るまで、3ヶ月を切った!
窓から顔を出して、目を閉じて光合成。(笑)瞼がオレンジ色になって、綺麗。目を閉じた方が光がよく見えた。
本を読んで、支度をして、今日のための気合を入れて、10時半から練習。バラードはペダリングだけ確認して、今日はずっとヴァイオリン伴奏の練習。
友達の試験で弾くのは、ドボルザークの「ロマンティックな小品集」、シャミナデ=クライスラーの「セレナーデ・エスパニョール」、ルトスワフスキの「スビト」、グリーグの「ヴァイオリンソナタ2番」の4曲。ルトスワフスキの2台のパガニーニをやっていることもあり、その響きの延長でスビトの楽譜を開いたら意味が分からず、目が点になって、静かに閉じた。(笑)現代は、慣れるまでが大変。かみ合わせも難しそう、ということだけは分かった。
5時に終えて、学校へ向かう。
6時から9時半まで、3時間半の大リハーサル。彼女とは以前チャイコフスキーのトリオをランチタイム・コンサートで弾いたことがある。彼女の演奏は、本当にすごい。大好き。感嘆する。
初めての合わせということもあって、とにかく細かく小さく砕いて、彼女のやりたい音楽を必死に吸収して、どんなイメージにしたいのかを、掴もうと努力。数日の譜読みのせいもあって弾けないところはまったく弾けないのだけれど、何とか現代曲以外は、すべて合わせてみた。スビトはまた次回にしてもらった。
今後1ヶ月のレッスンと合わせの日を、大体組んだ。どうにかしてたくさんのソロたちと両立して、5月は彼女のファイナルに集中できるよう、頑張りたい。
自分の場合、一度では何も確信が持てないのは分かっているのに、初合わせが終わるとちょっと気が抜ける(安心する)傾向がある。なのでのち数日は踏ん張りどころかも。とにかくスビトの譜読みをしよう…。魂がどこかに持っていかれるような響きの曲。不協和音、ではないのだけれど。
夜10時半ころ、へとへとになって帰宅。ピアノにつきっきりだったけど、良い日だった。
8時起床。今日は暖かい一日だった。窓を開けて、葉っぱが風で揺れる音を聞くのが、すごく気持ち良い。
今日は、久しぶりに外出の予定がないので、リラックスできた。
ヴァイオリン伴奏の譜読みにつきっきり。本番が近いので焦っているのだけれど、動作は有限なので焦ってものんびりしても、その容量自体は変わらない。なので全力を尽くして行けるところまで…。
と言い訳するけれど、明日がもう初合わせで、どきどき。引き受けた時から、頑張ることは決まっていた。なので、頑張れ、自分。
考えることがいっぱい。
夜は、玉ねぎ・にんじん・セロリのマリネと、ほうれん草のパスタを作った。
見た目が、花柄とストライプの組み合わせみたいにちぐはぐだけれど、ちゃんと、美味しかったです。
明日はもう少し活動的になろう…。でも、一日家にいて、充電できた。
朝起きるといつも窓を開けて、本を読みながらぼけっと外を見るのだけれど、今日は面白かった。
ロビンでもない、綺麗な鳥が、何故か壁ばかりにとまっていた。
で、間違えちゃったのか、窓の取っ手にまで…。ち、近すぎる。色が青と緑で、小さくてとても可愛い。
そして、大きな音がしたと思ったら、この庭では初めての、リス。
ハトとリスのコラボ…(笑)
はしゃいでしまって(私が)、マスカットは木の実だから大丈夫、と思ってあげてみた(悪い人間)。なぜかいつも律儀に、こちらを向いて食べている。そしたら…、
さらに近づいてくる。この時、窓をほぼ閉める。この子はきっと…
やっぱり…。(笑)自然に笑顔になるくらい愛おしいと思ったけれど、人間はだめなんだよ、と教えるため、ばいばいする。
さらさらと移動して、どこかに行きました。またね。
最近、動物との垣根が低くなっている気がする。動物が、近づいてくる。(笑)庭があるし、お腹が空いているだけだろうけれど。そして、意思疎通を図ろうとするのはいつも人間からで、きっと動物はその意味すら分からないと思う。でも、会えたことがとても嬉しかった。楽しかった。そういう一定の距離が、いいのかも。
ところで、今度は何が庭に来るだろう。夏になるから…、うーん、やっぱり虫かぁ。
という長い朝を過ごし、10時から練習。ヴァイオリンの伴奏の譜読み。今日はグリーグのソナタの1楽章。あさっては初合わせがあるのだけれど、間に合うかな…。
5時に終えて、友達と会うため、外出。一緒に勉強をしたあと、ご飯を食べた。11時ころ帰宅。
友達が明日、日本からロンドンに戻ってくるらしいのだけれど、豚インフルエンザのことをとても心配していたので、ロンドンの新聞の通りに報告したところ、「やっぱりロンドンって危機感薄い!」というような返事が。日本で、特に空港では全便検疫など厳重な体勢に入っているとか…。私も同感で、インフルエンザについて、ロンドンはあまり騒がしくないように思う。今日で5件が確認されたらしい。
5時50分に、目覚まし時計で起きる。
支度をしている間、窓を開けていたけれど、本当に寒い。部屋がすぐに冷えてしまう。
7時半に家を出る。
9時から学校でレッスン。今日はバラードの1番を持っていってみた。
「自分を忘れること。音楽のことだけ考えること。」
言うのはとても簡単なのだけれど、実際、演奏において「自分を忘れる」ってどういうことだろう?今日はそういうことを勉強した。そこにある音、音楽、アートのことだけに集中すると、本当にいつの間にか「人格」はどこかに行ってしまうものなのだ。今日はそれが少しだけ体験できた。ふと集中が途切れると、もう元通りの薄い音楽になってしまう。深いふかーいところで、まだ理解がいたっていない、精神のコントロールがうまくいっていないことがよく分かった。何て面白いレッスンだろう、と思った。
そしてパスカル先生は、「improveした君たちによって、僕も教える者としてimproveしている。最近また新しい境地に至ることができたんだ。」と言われた。あんなに素晴らしい先生が、どうして、そう言えるだろう、と感動してしまった。あぁ、この先生に出会えて本当に良かったな、と確信した。言わなかったけれど。(笑)何かを返すことができるとしたら、それは自分の演奏に現すことだけ。
そんな劇的なレッスンが終わり、次の生徒が教室に入ったあと、携帯電話を譜面台に忘れたことに気づき、1時間待つことに。次の子もそんな劇的なレッスンを受けているに違いない!と思うとどうしても扉を開けて邪魔することができず…。(笑)本を読みながら扉の前で待っていた。
お昼に帰宅。
母とスカイプで電話をしたのち、急激な眠気が襲う。ここで負けていいのか…!?とかなり闘って、明日へつなげるため、やはりピアノの前に。ヴァイオリンの伴奏がたまっているから…、絶対今日やらないと困るから…、今寝たら後悔するから…と思って何とか3時間くらい頑張った。ドヴォルザークの譜読みは終了。
のち、くらくらして、何をやってももう無駄だと知って、とうとう30分の仮眠(笑)どうして人間は睡魔に勝てないんだろう。
夕方、再び外出。家に戻ったのは10時頃。
最近、考えること、やることが多くて、一日を生きるのに見合った体力が伴っていないような感じがする。うーん。
今日の新聞で、豚インフルエンザのロンドン感染者が初めて確認された、とあった。「The Tube is a perfect breeding ground for the virus.」とも書いてある。WHOもphase 5に引き上げと言っていたし、これからSARSのように大変になるのかなぁ。Wash and gargle.